長野市で一軒だけ選ぶ夜
八月末の日曜、夕方になっても路面の熱が引かなかった。仕事が思ったより早く片づいたので、そのまま車を出して権堂のほうまで下りてきた。この街で夜に何かしようとすると、行き先の候補はだいたい頭の中で決まってしまう。長野は選択肢少ないけど、そのぶん一軒ごとの当たり外れが自分の記憶にそのまま残る。
今回選んだのは El Dorado エルドラド 長野。名前だけは前から知っていて、在籍のページを開いては閉じるのを何度か繰り返していた店だった。決め手になったのは、そこに載っていた「えむ」という子の写真かな。顔まわりは隠してあるのに、肩から腕にかけての線がやけに柔らかそうで、そこだけ妙に目に残った。
権堂の飲み屋街は日曜だと人の出が半分くらいで、シャッターの下りた店の前を歩いていると自分の足音が聞こえる。都会から出張で来た人が想像する長野の夜より、たぶん二段階くらい静かだと思う。
だからこそ、この日は最初から一人に絞って行くことにした。
結果から言えば、それで正解だった。
エルドラドの受付から部屋に入るまで
受け付けから案内までが早かった
受け付けが済んでから、どこへ向かえばいいかの返事が来るまでが早い。こちらは車を停めたまま待っていただけで、待たされているという感覚がほとんどなかった。到着してからの時間もきっちり伝えてくれる。デリヘルなので店舗に上がって待合で待つ形式ではなく、ホテルの部屋で先に一人になって整える流れになる。この待ち時間の使い方は、店舗型に慣れているとちょっと落ち着かない。部屋の照明を落とすか迷って、結局中途半端な明るさのまま座って待っていた。テレビをつける気にもならず、窓の外の交差点の信号が変わるのを二回くらい数えた。
難点があるとすれば部屋のほう。取った部屋のエアコンが弱くて、最初の三十分は二人とも汗だくだった。夏の長野をなめていた。八月末とはいえ盆地なので、日が落ちてから二時間くらいは昼の熱が建物の中に残っている。ホテルを取る側の落ち度なので店の責任ではないのだけど、汗をかいた状態で相手を迎えることになったのは単純に居心地が悪かった。次はもう少し新しい建物を選ぶことにする。
静かなものだった。
無料オプションの選び方で少し迷った
この店は、コースの長さによって無料で付けられるオプションの数が変わる仕組みになっている。九十分以上なら決められた範囲から三つ、それより長いコースを取れば個数の上限がなくなる。撮影まわりだけは対象外という線引き。
問題は、選択肢が並んでいるのを見た瞬間にどれを取るか決められなくなることで、結局その場でスタッフに聞くことになった。えむ本人の得意なほうに寄せた方がいいですよ、と言われてそのとおりにした。
これは正解だった。
えむという子と過ごした百二十分
部屋に入ってきた瞬間、写真より小柄だと思った。数字の上では155センチのはずなのに、横に立つともう少し小さく見える。そのわりに上半身に厚みがあって、抱きついてきたときに腕がもちもちしていたのが最初の印象だった。細い子ではない。柔らかい子。
とにかく色が白い。
顔は写真で伏せてある部分を差し引いても、丸くて目が大きいタイプ。二階堂ふみに似ていると本人が言われるらしく、言われてみればそうかもしれない。
話し方が終始明るくて、部屋に入って三十秒で「今日、暑すぎません?」と笑われた。前職が理学療法士だったという話も出て、そのわりに指の力が強いのはそのせいかと勝手に納得していた。途中で「わたし、責めるほうが好きなんですよ」と自分から言い出したのには、思わず笑った。まだ何も始まっていない段階の話である。
性格の面では、無理に盛り上げにくるタイプではない。こちらが黙っている時間があっても間が気まずくならないので、二時間くらいなら場が持たなくなる心配をしなくていい。この安心感は、正直ルックスより効いた。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★★★
性格 ★★★★★
入口のところだけ書いておくと、こちらがシャワーを先に、と言いかけた時点でもう距離が詰まっていた。そこからいちゃいちゃが始まって、気づいたら横になっている。段取りを考える余地がない。うわ、これはやばい、持っていかれるやつだと最初の五分で思った。
ただ、この導入の速さは人を選ぶ気もする。実際、序盤に一度だけこちらの呼吸と噛み合わないまま進んだ場面があって、そこは自分から止めた。自分のペースで組み立てたい人には忙しく感じるはずで、この日は自分がその速さを歓迎していたというだけの話だと思う。
また指名するかどうか
帰りにコンビニで炭酸だけ買って、駐車場で十分ほどぼんやりしていた。長野で当たりを引いたときは、だいたいこうなる。次にいつ会えるかを、部屋を出た直後から考えてしまう。
迷う理由がない。
店の対応も、こちらが何も言わなくても回っていく感じで嫌なところがなかった。総合すると、この一軒はしばらく自分の中の第一候補になりそうだった。
プレイの中身と、この子がどこまで付き合ってくれたのかは限定エリアのほうに書いた。名前も店も上に出しているので今さら隠すものは少ないけど、細かいところを書けるのはあっち側だけかな。