浜松までの二時間、助手席にはフィギュアの空箱
金曜の夕方に名古屋を出た。大須帰りに寄るのが日課みたいになってるせいで遠出の感覚がすっかり鈍ってて、東名に乗ってから「あ、これ二時間かかるやつだ」と気づいた。
案の定、音羽蒲郡の手前で渋滞。
助手席には昼間に大須で買ったフィギュアの空箱が転がってて、我ながらダサい絵面だった。浜松は素直に遠い。
それでも浜松まで行こうと思ったのは、学園コンセプトの店が前から気になってたから。名古屋にも似た方向性の店はあるけど、浜松ハンパじゃない学園はやたら評判が回ってくるわりに、うちの周りで実際に行った奴がいなかった。だったら自分で確かめるしかないって感じ。
夕飯は浜松餃子にした。三軒目でやっと入れた店の、円く並んだやつの真ん中にもやしが乗ってるあれ。腹が膨れすぎて一時間ぐらい無駄にした。
まあ、それはいい。
駅から歩くか、車で行くか
浜松駅の北口を出ると、そこそこ都会の顔をしてる。ただホテル街は駅前からもう少し歩いた先にまとまってて、キャリーケースを引いてる出張っぽい人と私服の若い集団が混ざる時間帯だった。
車で来るなら駐車場付きのホテルを選んだほうが早い。静岡県内は基本的に車社会で、浜松市もその例に漏れない。逆に電車で来た日は、駅から十分ちょっと歩く覚悟がいる。
入り口から部屋まで、この店の運び
デリヘルなので待合はない。こっちが先にホテルへ入って、部屋番号を伝えてから待つ形になる。スタッフの受け答えは終始丁寧で、初見の客が何を知らないかを分かってる喋り方だった。ここは正直、地方の店にありがちな雑さを想像してたぶん拍子抜けした。
合流はホテルの下。呼び鈴が鳴って、そのまま部屋へ。料金は先に精算する仕組みで、これを知らないと財布を出すタイミングで少しもたつくし、実際こっちは荷物の底で財布を探して十秒くらい黙る羽目になった。指名は写真から選ぶ形と、リピートで本指名する形の二本立てで、初回は前者になる。時間帯によっては限定のコース設定があるので、そのへんは行く前に眺めておくと得をするし、逆に何も見ないで飛び込むと同じ時間で払う額が変わってくる。
そして学園という看板のとおり、制服がデフォルトで出てくる。ここが後で効いてくるとは、この時点では思ってなかった。
ラテが部屋に入ってきた瞬間の話
ドアが開いて、うわ、と声が出た。
これはマジで想像してなかった。
制服。
しかもコスプレっぽい借り物感がまったくない、着慣れてる制服だった。二十歳という数字にはさすがに説得力がある。
目が大きい。写真で分かってはいたけど、実物のほうが情報量が多かった。髪はサラサラで、部屋に入った瞬間から甘い匂いが漂ってて、香水というより石鹸に近い匂いだった。この手の店に何度か行ってると香水を強めに使ってる子のほうが多い印象があるんだけど、この子は逆で、ほとんど無臭に近いところに一枚だけ甘いのが乗ってる感じ。鼻が慣れずにずっと気になり続けた。肌はもちもちで、腕が触れただけで温度が伝わってくるし、座り方も距離の詰め方も自然で、こっちが構える隙をくれない。
「え、それ知ってるんですか?」
会話の最初のほうでこっちがアニメの話を振ったら、この反応。関西のほうの出身らしくてテンポが速いし、間の取り方がうまい。緊張してた自覚はなかったんだけど、たぶん顔に出てたんだと思う。それを察して先に喋ってくれるタイプだった。
「今日サウナ行ってきたばっかりで」と言われて、そこから整い方の流派の話に脱線。趣味の話が噛み合いすぎて、シャワーに行くまでに何分使ったか覚えてない。ロリ系の見た目に対して中身はちゃんと二十歳の女の子で、そのギャップが一番効いた。喋りの中身も薄くない。サウナの話から急に劇場版の話に飛んで、こっちが名古屋から来たと言ったら大須の店の名前が普通に出てきて、そこからしばらく話が止まらなかった。この手の会話が最後まで続く子は、そんなに多くない。
会話が上手い子は強い。
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
スタイルは細いというより、線が女の子らしいほう。太ももはぷるぷるしてて、数字で見るより柔らかい。
胸は、脱いだあとのほうが驚いた。
ここから先は、時計を見なくなった
シャワーを浴びてベッドに座った時点でも、まだ喋ってた。そこはちょっともったいなかったところで、こっちも楽しくて止めなかったせいで前半をだいぶ会話に食われてる。時間配分は完全にこっちのミス。
そこから先の流れは、限定エリアのほうに置いておく。どこまでどう進んだのかとか、どのオプションが実際に効いたのかとか、書くと長くなるので分けた。
一つだけ先に書いておくと、この子は声が大きめ。壁の薄いホテルを選ぶとそっちに気を取られるので、部屋選びは真面目にやったほうがいい。ここは行く前に知っておきたかった。
帰りは浜名湖のサービスエリアで一回休んだ。深夜のあそこは風が強くて、缶コーヒーを買っただけで車に戻った。名古屋に着く頃には日付が変わってて、錦のネオンが呼んでるどころか、まっすぐ帰って寝た。
まあ、それも含めて浜松だった。
浜松まで二時間かけて行く価値があったか、と聞かれたら、あったって感じ。少なくとも「地方だから」で期待値を下げる必要はまったくなかった。