大宮駅東口を流すたび、この看板が引っかかってた
俺はタクシーで大宮の東口から南銀の裏あたりを毎晩のように走ってる。同じ道を何周もするから、店の看板は嫌でも覚えるんだよ。熟女の風俗最終章 大宮店ってのは名前が長いぶん、余計に頭に残ってた。
この辺は昼から動いてる店が多くて、俺みたいに夜勤明けで昼過ぎまで寝てる人間とは時間が合わない。行きたいと思いながら一年近く放置してたわけだ。
それが八月の頭、火曜の夕方だった。出勤表に相葉さんの名前があって、しかも普段より遅い時間まで残ってる。ここを逃したらまた半年後になると思って、その場で枠を押さえたわ。
正直、迷ってる暇はなかった。
その日は夕立の直後で、道路が蒸し風呂みたいになってた。エアコン全開で走ってたのに、車を降りた瞬間にシャツが背中に貼りついたのを今でも覚えてる。
合流までの段取りと、この店の仕組みの話
ここはデリヘルだから、客が入る待合室みたいなものはない。事務所はさいたま市大宮区で、東口から線路沿いに入ったホテルが中心の派遣エリアになってる。西口の高層ビル側じゃなく、飲み屋の看板が密集してるほうだ。
最寄りは大宮駅で、東口を出て五分も歩けばもうその一帯に入る。昼間は買い物客と学生で普通の駅前だが、日が落ちると通りの色が完全に変わる。この辺は客待ちのタクシーも多いから、道の混み方で時間帯が分かるくらいだ。
指名は写真指名が基本で、出勤表から空いてる枠を選ぶ形。俺が取ったのは90分のロングコースで、11,995円だった。室料は別勘定になる。ホテル代を足しても、大宮の相場からすれば重い額じゃない。
やり取り自体は驚くほど淡白で、部屋を取ってから合流するまで全部事務的に進む。可もなく不可もなく、という言葉がこれほど当てはまる対応も珍しい。ただ余計なことを一切されないから、俺はこっちのほうが気楽でいい。過剰に盛り上げてくる店だと、こっちの気分と温度差が出て逆に冷めることがあるからな。淡々と部屋番号だけ聞かれて、そのまま終わるくらいがちょうどいい。俺は仕事柄いろんな客を乗せるが、店の対応で揉めたって話をするのはたいてい、間で余計な演出が入る店なんだよ。その点ここは、こっちが段取りを一度も聞き返さずに済んだ。行き先を告げたら黙って走るタクシーと同じで、必要なことだけ言われて終わる。
そこは助かった。
不満を挙げるなら建物のほうだ。東口のホテルは古いのが多くて、部屋によっては空調の効きがひどい。この日も最初の十分は吹き出し口とにらめっこしてた。
相葉さんは写真でだいぶ損してる
ドアを開けて最初に出たのが「あれ、写真の人と違うぞ」だった。プロフィールだと落ち着いた人妻の雰囲気が前に出ていて、俺もそのつもりで身構えてたんだが、実物はもっと若く見えるし、単純に可愛い。うわ、と声が出かけた。写真より実物が上だった人に当たったのは、正直これがはじめてだわ。
身長は150センチで、立つと完全に見下ろす形になる。細いのに胸だけはちゃんとあるタイプで、腕に触れると肌がもちもちしてた。32歳と聞いていたが、目元の感じは十歳ぶん若い。
こっちが緊張したくらいだ。
完全に出鼻をくじかれたわ。
喋り方は上品で、声も小さめ。「緊張しちゃって」と先に言われて、いや緊張してるのはこっちだ、と心の中で突っ込んだ。所作の一つ一つが丁寧で、夜の店というより喫茶店で相席になった人みたいな空気を出してくる。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★★
性格 ★★★★☆
先に押してたはずが、途中で完全に押し返された
シャワーを済ませて、ベッドの端に座って少し喋ってから始まった。最初は本当にソフトで、触れるか触れないかの距離が延々と続く。こっちが主導権を握ってるつもりだった。
それが途中で逆になる。ある一点を境に相葉さんのほうが積極的になって、気づいたら攻守が入れ替わってた。この切り替わり方が、この人のいちばん面白いところなんだよ。
まじでやばい、と思ったのはここからだ。
あと反応がとにかく大きい。大きすぎて、途中で本気で「水分足りてるか?」と心配になった。冗談抜きで枕元のペットボトルに手を伸ばしたわ。
順番が完全に逆だった。
細かいところは全部、投稿者限定のほうに置いた。どこまで通ってどこで止まったか、予約の取り方と狙う時間帯のコツも向こうに書いてある。
ハンドルを握りながら思い返してた
帰り道が長かった。
ちなみに自分の車で行ったせいで、コインパーキングに三時間分払う羽目になった。この辺の駐車場は夜のほうが高い。素直に電車で来ればよかったと、精算機の前で毎回思うんだよ。
帰りは車を回収して、高架下をくぐって家まで戻った。深夜は道が空いてるから早い。途中で二十四時間やってるラーメン屋に寄ったんだが、汗が引かなくてスープを半分残した。この時間帯にあの店に入ってるのは、俺と同じで昼夜が逆転してる連中ばかりなんだよ。カウンターで隣になった若いのが、そのまま突っ伏して寝てたのを横目に見ながら替え玉を諦めた。夏の大宮は、夜中でも路面から熱が上がってくるから始末に負えない。
気になったのは導入が丁寧すぎるところ。こっちの緊張をほぐそうとしてくれてるのは伝わるんだが、90分だと前半のペース配分がもったいなく感じた。次は長めに取る。
客から聞いた話だと、この店は昼の指名がかなり厚いらしい。実際、相葉さんも昼の出勤が中心で、夜まで残る日は数えるほどしかない。だからこの人と会えるかどうかは、ほとんど出勤表を見る習慣があるかどうかで決まる。俺はもう一回行くつもりだ。