バイト代の使い道を三日悩んだ
福岡の大学生。夏休みに入ってから週5でファミレスの厨房に入っていて、8月の給料日に通帳を見たら思ったより残っていた。とはいえ後期の教科書代もあるし、素直に使い切れる額でもない。財布と相談して、三日かけて出した結論が北九州行きだった。
小倉のソープを選んだのは、電車賃込みで計算したときの総額が一番現実的だったから。天神で遊ぶより往復の交通費は増えるけど、そのぶんコースの底が低い。小倉 ソープ シルクロードの即割50分が総額17,000円で出ていて、これなら一回ぶんのバイト代でギリギリ届く。
指名は か♡す♡み にした。20歳という年齢が自分と近かったのと、写真の雰囲気が構えなくて済みそうだったのが理由。初めての店で年上の人を指名する度胸は、正直まだなかった。
学割ないかな、とは毎回思う。無い。
エレベーターの前で待ってた人|か♡す♡み
頭の中で流れてた独り言
小倉駅から徒歩で向かう途中、頭の中ではずっと最悪のシミュレーションが回っていた。受付で緊張して財布ごと落とすとか、部屋で何を話せばいいか分からなくて黙り込むとか。土曜の午後で、船頭町のあたりは思ったより静かだった。看板は出ているけど、道自体は普通の街の顔をしている。
店に入ると、その静けさがそのまま続いていた。受付も待合も、想像していた狭くて薄暗い感じとは違って、建物の中は意外と広い。ソファでお茶を出されたときには逆に落ち着かなくて、スマホの画面を無意味に上下させていた。
指名の入れ方と流れをスタッフの人が一通り説明してくれる。事務的すぎず、かといって馴れ馴れしくもない距離感で、そこで肩の力が半分抜けた。写真を見て決める形ではなく、こっちが先に名前を出す形だったので迷う時間も無い。
実際に口から出た言葉
呼ばれて上に上がると、エレベーターのドアが開いた先で本人が待っていた。これは想定していなかった。部屋の前まで自分で行くものだと思い込んでいたので、扉が開いた瞬間に目が合って完全に固まった。
「はじめまして、こっちです」
出てきた自分の言葉は「あ、はい」だけだった。情けない。歩きながら名前を確認されて、その受け答えの声がひっくり返ったのが自分でも分かった。彼女はそれを笑わずに、テンションだけ少し上げて合わせてくれる。
部屋に入ってからの会話は完全に向こう主導だった。大学どこ、何年生、バイト何してる。答えるだけでよかったのが本当にありがたい。こっちの返しが薄くても、反応がいちいち可愛くて明るいので会話が途切れない。素直な人だな、というのが最初の印象だった。
湯気の向こうで顔が変わった
先に軽くシャワー、そのあと湯船。ここまではまだ「年の近い子と話しながら風呂に入っている」くらいの温度感で、フレンドリーな空気のまま最後まで行くのかな、と思っていた。
違った。
湯から上がって体を拭いてもらっているあたりで、顔つきが切り替わった。さっきまで大学の話で笑っていた人と本当に同じ人なのか、一瞬分からなくなるくらいの落差。声のトーンが半分下がって、手つきが変わる。ギャップという言葉を軽く使いたくないけど、これはそう呼ぶしかない。まじで、と口から漏れた。
肌はもちもちしていて、押した指がそのまま沈んで戻ってくる。触っている側が変な声を出しそうになるやつだった。
「緊張してます?」
見抜かれていた。ここでこっちの要望を先に聞いてくれたのが大きくて、言いにくいことも「じゃあそうしましょ」で流してくれる。初回でこれをやってもらえると、次に何を頼めばいいかが分かる。
マットについては本人いわく「少しならできます」で、本格的なマットを期待して行くと物足りないかもしれない。そのぶん密着している時間が長い。
不満を挙げるなら時間の使い方で、会話が楽しかったぶん前半に寄りすぎた。50分は思っているより短い。これは彼女ではなく完全にこっちの配分ミス。
小倉駅まで歩きながら
出てきたら夕方で、まだ全然明るかった。駅前まで戻る途中でコンビニに寄ってアイスを買い、そのあとうどん屋で遅い昼飯にかしわごぼう天うどんを食べながらぼんやり計算していた。交通費込みで二万を少し切るくらい。バイト何時間ぶんかを思い出すと少し胃が重いけど、中身を思い返すと安くて当たりだったと思う。
採点はこんな感じ。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★★
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
写真と実物の差が下方向にブレなかったのが一番大きい。学生が背伸びして行く一回として、これ以上を望むのは贅沢だと思う。
湯から上がったあとに何がどう変わったのか、どこまで通ってどこで止まったのか、次に行くならどの枠を取るか。そのへんは投稿者限定エリアに書いた。