ぶどうの袋かけが終わった週に
八月の甲府は暑い日が続く。畑の手伝いでぶどうの袋かけをやってた週は、朝の五時から動いても昼にはシャツが絞れるくらいで、夕方にコンビニの駐車場でアイスコーヒーを飲みながら放心してた。そのときスマホでなんとなく地元の店を眺めてて、人妻物語のページで手が止まった。
さわさん、四十四歳。趣味の欄に「草刈り」と書いてあって、そのあとに摘粒だの袋かけだの笠かけだのが好きだと続いてる。前職は主婦、しかも農家。
畑仕事の話が通じる人が甲府のデリヘルにいるとは思ってなかった。ぶっちゃけ、そこだけで決めたようなもんだ。
枠は百分から百九十分まであって、迷った末に百六十分にした。短いと話だけで終わりそうな気がしたからだ。
ショートカットで、T158のスレンダー。パネルは紫陽花の前で撮ったやつで、顔は隠してあるのに姿勢のきれいさは伝わってくる。火曜の十八時からの枠を押さえて、その日は仕事を無理やり切り上げた。
人妻物語のさわさん、ドアが開いた瞬間
指定されたホテルは甲府駅から車で少し走ったところで、部屋は思ったより狭い。それでもユニットじゃなく浴槽が独立してるのはありがたかった。荷物を置く場所がなくて焦ったけど、まあ甲府じゃこんなもんずら。エアコンを強めにして待ってると、十分ほどでノックが鳴った。
「はじめまして、さわです」
パネルのとおりのショートカットだった。ワンピースの下の体つきが本当に細い。腕は日に焼けてて、畑をやってる人の腕だ。目尻の下がり方がやわらかくて、向こうも少し緊張してるのが分かる。こっちも身構えてたので、そこで逆に肩の力が抜けた。
座ってから十分くらいは、ぶどうの話ばっかりしてた。今年は粒の付きが悪いとか、笠かけを一人でやると腰にくるとか、そんな話。そういえば地元紙の県内面を毎朝読んでるらしくて、載ってた農家の記事の話まで出てきた。会話がうまいというより、聞くのがうまい人だった。こっちが喋ってる間、ずっと目を見て頷いてる。
喋り方に甲州のイントネーションが残ってて、たまに語尾が「〜っつこん」になる。県外の人には訛りに聞こえるんだろうけど、こっちには実家の台所みたいな響きで、それだけで気が緩んだ。
四十四という年齢を看板にしてる感じがまったくない。単に、落ち着いた大人だ。
甲州のんびり採点
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★★
おっぱい ★★★☆☆
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
スタイルは文句なし。細いけど痩せぎすではなくて、腰から尻にかけての線がきれいだった。本人も、尻を褒められるのが一番うれしいと言ってる。胸はCで、大きさで勝負するタイプじゃない。性格に五つ付けたのは、この日いちばん効いた要素がそこだったから。
感度は四つ。派手に喘ぐタイプではないけど、触られた場所がそのまま呼吸に出る。アソコを三つにしてあるのは判断材料が足りないだけで、低く見てるわけではない。
シャワーの手前までで止めておく
湯を溜めてる間もずっと喋ってた。浴室に移ってからは、洗うというより撫でられてる感じで、最初のうちは力加減がぎこちない。たぶんこっちの体格を測ってたんだと思う。
途中で急にスイッチが入る瞬間があった。耳の後ろから首筋にかけてを手のひらで滑らせてきたあたりで、やばい、と声が出た。
「そんな声出す人、初めてかも」
浴槽に入ってからのことと、そこからベッドでどうなったかは、限定エリアのほうに全部書いた。プロフィールの得意プレイ欄がどのくらい当てになるかも、そっちで。
中央道の下りで考えてたこと
帰りに昭和のインター近くのラーメン屋へ寄って、汁を飲みながらぼんやりしてた。百六十分は長いようで、体感では半分しかなかった。
甲府は東京に比べたら選択肢が少ない。中央線で1本だし、新宿まで出れば数はいくらでもある。それでもわざわざ地元で指名する意味があるかというと、この日に関しては完全にあった。畑の話ができて、こっちの話を最後まで聞いて、そのうえで体のほうもきっちり仕事をする人だ。
東京の店だと、こういう距離の詰め方をされる前に時間が終わる。回転が速いぶん段取りはきれいで、それはそれで悪くない。ただ、ぶどうの粒の付き具合を三十分も聞いてくれる人はまずいない。
次は十月ごろ、笠かけが終わったあたりでもう一回行くつもりでいるずら。
流れの続きと、どこまでの形になったかは限定エリアに置いてある。