空き枠が一コマだけ残っていた金曜
岡山駅前の立体駐車場に車を入れたのが、金曜の15時すぎだった。仕事が思ったより早く片付いて、そのまま帰るのももったいない気がして、しばらくスマホで在籍表を眺めていた。素人専門 街角レディの人気どころは昼のうちに埋まっていることが多い。この辺だと、そこそこ名前の売れた子はだいたいそうなる。
青山せりかは何度か指名している。ただここ二ヶ月ほどは、こちらの予定が合う日に限って完売していて、写メ日記だけ眺めて終わる週が続いていた。その日は120分が一コマだけ浮いていた。
迷ったのは五分くらいですかね。
そのまま押した。
市内のホテルに移動して、待っている間に自販機の缶コーヒーを一本空けた。八月末の岡山は夕方でもまだ暑い日が続いていて、エアコンを最初から強めにしておいたのは正解だった。窓の外がまだ明るいうちに女の子を待つ時間は、何度やっても落ち着かない。
受付から案内までの流れ
この店はデリヘルなので、どこかの建物に上がって待合で座って待つ、という形ではない。部屋を押さえたうえで話を通すと、担当がその日の動きを組み直して折り返してくれる。今回は前のお客さんのところからの移動になるとのことで、到着のめどを先に教えてもらえた。待つ側としては、この一報があるかないかで体感がかなり違う。
女の子は写真を見て決める形で、上位の子には特別指名料が1,000円乗る。青山せりかはそこに入っている。派遣先は岡山市内が中心で、豊成のあたりまで動いてもらえる日もあるらしい。担当の受け答えは終始柔らかくて、初めての人でも構えずに済むと思う。この辺の同業と比べても、案内は丁寧なほうだった。
白いワンピースで部屋に入ってきた青山せりか
ノックの音がして開けたら、白いワンピースの子が立っていた。初めて呼んだ日のことは、いまだにわりとはっきり覚えている。写真はあてにしていなかった。この手のランキング上位は加工が強いのが普通だから。ところが実物のほうが小顔で、笑うと目がなくなる。まじでアイドルの現場に紛れ込んだのかと思った。しかも初対面なのにぎゅっと寄ってきて、こっちが固まっているのが一発で伝わったらしい。
その距離感はいまも変わらない。「おひさしぶりです」と言いながら、この日も同じように寄ってきた。
部屋に入って早々、途中のコンビニで買ってきたシュークリームを二人で分けた。食べ終わったところで「先に歯磨きしちゃいましょう」と言われて、そのままお風呂へ。時間配分を自分で仕切ってくれるタイプで、こちらが時計を気にする場面が一度もなかった。あとで考えると、この段取りの良さが120分の密度を決めていたと思う。
湯船は狭いのに、二人の座る位置がすぐ決まったのが不思議だった。背中を流してもらいながら、前の仕事がパティシエだったという話をまた聞く。好きな食べ物はおにぎりらしい。脈絡はない。
六項目の採点
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
ルックスは満点でいい。164cmで細いのに出るところは出ていて、腕と腰の細さがよけいに際立つ。胸は触るともちもちで、形が崩れないタイプ。アソコは今回そこまで踏み込まなかったので三つに置いた。感度は反応の素直さから四つ。性格は文句なしだった。
湯上がりからの入口と、岡山で指名するなら
ベッドに入ってからも五分くらい喋っていた。緊張がほどけたところでキスから。唇が厚くて当たりが柔らかく、ぬるっと舌が入ってきたところで、ようやくこちらの手が動き出した。
ここから先は限定エリアに回す。
責め派か受け派かと聞いたら「どっちもです」と返ってきて、実際そのとおりだった。こちらが動いても向こうから来ても噛み合う。ただ手の力加減だけは後半に強くなって、そこは口に出して伝えればよかったと思っている。終わったあとにその話をしたら、真顔でメモを取りそうな顔をしていた。
街角レディを次に指名するなら
ホテルの前で別れて、駅前まで戻ってラーメンを食べて帰った。食べながら考えていたのは、この子は接客が上手いというより、相手の温度を読むのが上手いのだろうということ。緊張していれば喋る時間を長く取るし、こちらが黙ればちゃんと黙るほうに合わせてくる。そういう調整をされている感じが一切しないのが、たぶん一番の武器だろう。指名を重ねている人が多いのも、そこだと思う。派手なテクニックの話ではなく、二時間まるごと居心地がいいという一点で選ばれている感じがした。帰りの車の中でも、まだ部屋の空気が残っていた。
岡山駅前の店は数だけ見れば選び放題だが、ここまで空き枠の争奪戦になる子はそう多くない。取れた日はラッキーだったと思うことにした。名前は出したので、あとは指名するときの動き方と、あの日ベッドで起きたことを限定エリアに置いておく。