松山から県庁前へ、水曜の夜に呼んださー
俺は那覇の松山でだいたい飲んで、その流れで遊ぶ。水曜、飲んだ後に九時前で切り上げて、県庁前のほうまで歩いた。松山からだと十分ちょっとさー。台風が近い日で、蒸し暑いのなんの、シャツが背中に張りついてた。
松山は客引きが多いエリアで、慣れてない人は歩いてるだけで何度も声をかけられる。呼ぶだけなら、その通りから一本外れた県庁前のほうが静かで落ち着くよ。
電話は受付のにいちゃんが出た。早口だけど丁寧で、キーワードとクーポンの引き算をその場で全部読み上げてくれる。切る前に最終いくらか分かる店は、うちなーの中でもそんなに多くない。
不満もある。ホテルの案内はほぼしてくれない。
土地勘のない本土の人だと、たぶんここでつまずくさー。俺はこの前も使った県庁前の古いビジホに転がり込んで、ぬるいシャワーだけ浴びて待った。待ち時間は二十分ちょい。
ららの印象
30歳、T154のCカップ。名簿の写真だとショートで少年みたいに写ってるのに、実物は普通にきれいな顔さー。写真より実物が上、っていう珍しいパターンだった。
ルックス ★★★★★
街ですれ違ったら二度見する、っていう店の煽り文句が、この子に限っては本当だった。肌は驚くほど白い。目が合うとちょっと照れて視線を外すのが、30歳とは思えないんだよ。
スタイル ★★★★☆
「ちゃんこ」って名前の店なのに、この子だけ細い。腰から尻にかけての線が素直で、Tシャツとデニムが一番似合うタイプさー。肩幅が小さいぶん、身長の数字より小柄に見える。
おっぱい ★★★☆☆
Cって書いてあるけど、実物はもう少し控えめ。本人も「最近痩せて減ったさー」って笑ってた。大きさで選ぶ人には向かない。形と肌の白さは文句なしだけどね。
アソコ ★★★★☆
プロフィールに書いてあるとおり、つるつるだった。剃り跡のざらつきもない。手入れをさぼらない子なんだな、っていうのは触る前に見ただけで分かるさー。
感度 ★★★★☆
キスしてるだけで息の速さが変わる。首すじが弱いのは本人の申告どおりで、そこを避けて耳から降りていくと肩が勝手にすくむ。演技だとしたら大した役者だよ。
性格 ★★★★★
人見知りするくせに、こっちが黙ると必ず話題を拾ってくれる。沖縄は独特で、初対面からいきなり距離を詰めてくる子が多いけど、この子はゆっくり近づいてくるさー。
ドアが開いた三秒
21時40分、廊下をぱたぱた走る音がして、ノックが二回。「こんばんはー、ららですー」。思ってたより高い声だった。
まじで一瞬固まった。写真のボーイッシュな感じはどこ行ったのか、髪が伸びてて、白いTシャツにピンクのシャツを羽織ってる。夜遊びに来た子っていうより、バイト帰りの大学生みたいな格好さー。
部屋に入るなり「エアコン、強くないですか?」って聞いてくる。俺が蒸し暑いのは苦手だと言ったら、「じゃあ我慢しますー」ってケラケラ笑って、リモコンを俺のほうに返してきた。ここで一気に肩の力が抜けた。
荷物を置く場所を探して、「ここ置いていい?」って律儀に確認してくる。こういう細かいところで、接客が雑じゃない子だと分かるさー。
最初の五分は完全に世間話。この前、泊の市場でマグロを買ってホテルの冷蔵庫で持て余した失敗談をしたら、腹を抱えて笑われた。飯の話でここまで笑う子がいるとは思わなかった。
そのうち手が繋がってて、肩に頭を預けてきた。ベッドの端に並んで座って、まだ何もしてない時間がやたら気持ちいい。ここで急がないのがこの子のうまさだと思うさー。
「シャワー、一緒に行く?」って先に立ち上がったのは向こうだった。
また行くさー
この子の一番の弱点は腕でも顔でもなくて、出勤が読めないことさー。本人が「半年くらい出てない時期があったよ」と言ってた。会いたいときに会えるとは限らない。
そのぶん、掴まえたときの満足度は那覇では上のほうだよ。松山で飲んだ帰りに気軽に呼べる値段でこの顔とこの空気が出てくるのは、本土とは違って沖縄ならではだと思う。
沖縄は独特で、観光で来た人が夜まで店を探して歩き回ることが多いけど、ここは電話一本で終わる。そこは本土から来る人にも勧めやすいさー。
県庁前は深夜まで動いてるから、松山で二軒行ってからでも間に合う。モノレールが終わったあとはタクシーだけど、この距離ならワンメーターに毛が生えた程度だよ。
帰りはざあっと雨が来て、コンビニの軒先で十分ほど雨宿りした。それも含めて悪くない夜だった。