辻の坂を上がった先
火曜の夕方、仕事を早めに切り上げて車を出した。八月の那覇はとにかく暑い。信号待ちのたびにフロントガラスが焼けて、エアコンを全開にしても腕の内側が汗ばむさー。
松山から歩いても十分ちょっとの距離。夜の松山は居酒屋とキャバの客引きでうるさいくらいだけど、辻はそこから一本外れると急に静かになる。看板の灯りも控えめで、地元で生まれ育った俺でも「ここ、ソープ街だったよな」って毎回思い出すような佇まいだよ。
本土から来た人はだいたい松山でキャバに行って終わる。辻まで足を延ばす人は少ないさー。地元の人間からすると、そこが逆にありがたい。観光客で混まないし、値段も跳ね上がらない。
そういえば、途中のコンビニで水だけ買った。沖縄で夏に遊ぶなら、部屋に入る前に汗を引かせる時間がいるからさー。
amazing アメイジングまでの道と、中の空気
辻二丁目のビルの中にある。モノレールの県庁前駅から歩けなくはないけど、正直タクシーか車のほうが早いよ。俺は近くのコインパーキングに停めた。夜は一時間百円のところがちらほらある。
初めて行った年に道に迷って十五分ロスしたことがある。ビルの名前が縦看板に小さく出てるだけだから、地図アプリを信じて曲がったほうが早い。
受付は思ってたより普通だった。本土の高級店みたいに大理石でギラギラ、みたいな感じじゃない。ソファが二つとテーブル、あとは料金表。スタッフのお兄さんは淡々としてるけど、嫌な感じはしない。予約の名前を言ったら「ふゆかさん、もう上がってますんで」と一言だけ返ってきた。
ひとつだけ言っておくと、待合が狭い。先客と鉢合わせすると気まずいさー。時間ぴったりに着くのが正解だよ。
ふゆかはどんな子だったか
部屋の前で待ってたら、ドアが開いて出てきた子が思ってたより小柄だった。161cmと聞いてたけど、ヒールがないぶんそう見えるのかもしれない。黒髪でぱっつん前髪、笑うと目が細くなる。写真のほうが硬い表情をしているタイプだね。
「はじめまして、ふゆかです」と言いながら手を握ってきた。うちなーの子にしては色が白い。本人に聞いたら「日焼けだけは絶対しないようにしてます」と笑ってた。
話してみると、この仕事の子にありがちな作った明るさじゃなくて、素で人懐っこい感じだった。趣味の話をふったら最近ハマってるドラマの話を延々してきて、こっちが相槌を打つ側に回った。
体つきは細身に見えて、脱ぐと腰から下がしっかり肉づいてる。ウエストは細いのに、太ももとお尻に厚みがある。沖縄は独特で、男はこのタイプに弱いんだよ。
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
一番よかったのは性格。会話が途切れない子で、こっちが黙ってても勝手に喋ってくれる。二十三歳という年齢のわりに、間の取り方がうまいさー。
部屋で流れた七十分
部屋に入ってすぐシャワー。その前に歯磨きを勧められた。こういう細かいところをちゃんと言ってくれる店は、だいたい教育が行き届いてる。
湯船はなくてシャワーだけ、洗い場もそんなに広くない。二人で立つと肘がぶつかる。ふゆかは泡を手のひらに広げて、背中から順番に洗ってくれた。指の腹でぬるぬると肩甲骨のあたりをなぞられて、そこで一回力が抜けた。
「お兄さん、肩ガチガチさー」と言われて笑った。うちなーぐちが自然に出るあたり、この子も地元なんだと思う。
洗いながら普通に世間話をした。八月の観光客の多さとか、国際通りが最近どうとか。営業トークっぽさが一切ない。本土から来た子が無理して方言を使ってる感じでもなかった。
ベッドに移ってからは、最初のキスが長かった。焦らしてるというより、単純にキスが好きなタイプに見えた。首筋から鎖骨に降りていく途中、こっちの手を自分の腰に置き直させる仕草が自然でうまい。
胸は寝かせたときに形が崩れないタイプ。触ると小さくビクビクして、「そこ、弱いです」と声が漏れた。演技には聞こえなかった。少なくとも俺のときは。
ひとつ気になったのは、口を使うときの力加減が最初だけ強かったこと。途中で「もう少しゆっくり」と伝えたら、そこからはきれいに合わせてきた。伝えれば直る子だから、遠慮せず言ったほうがいい。
このへんから先は、さすがにここには書けないさー。
ぶっちゃけ当たりだった。七十分があっという間で、時計を見たときには残り十分を切ってて焦った。帰りの車で信号待ちしながら、まじでもう一回行くな、と思ったよ。本土の同じ価格帯と比べても、辻のこの店はコスパが崩れてない。
うちなーの感覚だと、辻は観光で来た人が背伸びして行くところじゃなくて、地元の人間が普通に使う場所さー。
部屋の中で実際に何があったかと、料金や予約の細かいところは限定エリアに書いた。