かいじで立川に出た、雨の水曜のこと
月に一度、立川の取引先に顔を出す仕事がある。甲府から特急かいじで1時間ちょっと。中央線で1本だし、東京に出るといってもこの距離なら気楽ずら。
この日は打ち合わせが午後3時に終わって、次の日も朝から同じ客先。だから駅の近くのビジネスホテルを取ってあった。外は雨がしとしと降ってて、駅前をぶらつく気にもならなかった。
部屋でスマホをいじってて、立川のデリヘルを眺めてたら、「君とふわふわプリンセス立川」のめいさんという子が本指名の順位で上のほうに載ってた。黒髪で目がぱっちり、21歳。
甲府にもデリヘルはある。ただ在籍の厚みがまるで違う。向こうで「甲府じゃこんなもんずら」と諦めてるような子が、立川だと当たり前みたいに並んでる。東京に出るたびに思うことだった。
決め手になったのは写真より、本人のひとことだった。「癒し力にはちょっと自信があります」。自分で言い切る子はだいたい当たりか大外れのどっちかで、打ち合わせで頭を使い切った日には、その賭けに乗ってみたくなる。
ふわふわって店名だから、ぽっちゃり寄りの店なんだろうなと思いつつ、まあ一回くらいはと夕方5時で来てもらうことにした。
ホテルのドアを開けたら、黒髪の小柄な子がにこにこしてた
到着はほぼ時間どおり。ノックでドアを開けると、身長は150あるかないか、肩よりずっと長い黒髪ストレートの子が立ってた。
最初に目がいくのは、やっぱり目。大きくて丸くて、丸顔にちょうど収まってる。笑うとほっぺがもちもちっと持ち上がって、それだけでこっちの肩の力が抜けた。
服の上からでも胸の大きさははっきり分かる。店名の「ふわふわ」はこういう意味か、とここで納得した。
実は来るまでちょっと不安だった。写真と別人だったらどうしようとか、雨で濡れて機嫌が悪かったらどうしようとか、余計なことばかり考えてた。四十過ぎたおっさんが何を心配してるんだって話だけど。
ふたを開けたら写真のまんま。
挨拶もきれいで、お金を渡すと両手を添えて受け取ってくれる。こういう所作は、甲府の店でもなかなか見かけない。ずいぶん丁寧な子だな、というのが最初の印象だった。
映画の話をしてたら、いつの間にか隣にいた
ソファに並んで世間話。部屋のテレビの横に置いてた映画のパンフに気づいて、「それ観ました?」と向こうから聞いてきた。たまたま同じ作品を観てた。
「え、最後のとこで泣きませんでした?」
「泣いてない泣いてない」
「うそだぁ、絶対泣くとこですよ」
そんなやりとりをしながら、少しずつ距離を詰めてくる。気づいたら肩がくっついてて、話の切れ目にキスされた。こっちが欲しそうな顔をしたのを見逃さない子だった。事務的な空気が一回も出てこないのがすごい。
シャワーを浴びてベッドに戻ってからのことは、限定エリアにまとめた。ひとつだけ言っとくと、手を抜いてる時間が1分もなかった。
甲府に戻るかいじの窓から、雨の八王子を見ながら
翌日の仕事を終えて、夕方のかいじで帰った。前の晩は、めいさんを見送ったあと傘をさして駅の近くのラーメン屋に入って、醤油を一杯。腹が満たされたら、ようやく落ち着いてさっきまでのことを振り返れた。カウンターの隣では、仕事帰りらしいスーツの二人組が上司の愚痴をこぼしてて、甲府の居酒屋と何も変わらない光景に少し笑った。東京に出るとつい身構えるけど、結局どこも人の暮らしは似たようなもので、違うのは選べる数くらいなんだろう。その数の差に、今夜はまんまと助けられたわけだ。
100分で頼んだけど、正直短かった。話してる時間が楽しすぎて、ベッドに移るのが遅れたのはこっちの落ち度。次は長めに取る。
あとはホテルの部屋が狭くて、ソファとベッドの間を行き来するのに毎回つまずきそうになった。これは店のせいじゃない。安い部屋を選んだ自分が悪い。
ルックス:★★★★★
スタイル:★★★★☆
おっぱい:★★★★★
アソコ:★★★☆☆
感度:★★★★☆
性格:★★★★★
アソコを3にしたのは、悪かったからじゃなくて、こっちが一回会っただけでは語れるほど分からなかったから。性格の5は迷わなかった。人の話を拾うのがうまい子で、黙って間が空くことがなかった。
東京の子は愛想はいいけど、どこか仕事っぽいと思い込んでた。めいさんはその思い込みを雨の中で崩してくれた。マジで、甲府の知り合いに教えるかどうか迷ってるくらいだ。
ベッドの上での流れと、次に呼ぶときに気をつけたいことは限定エリアで。