午前3時、日暮里
夜勤が終わったのは2時半だった。6月の夜は蒸す。作業着のまま駐車場まで歩いて、車に乗って、ハンドルを握ったまま数秒動けなかった。疲れた。今日は12時間シフト。腰がバキバキに固まっている。
家に帰ったところで寝れない。夜勤明けは妙にアドレナリンが残っている。こういう時は深夜のメンエスに行く。この時間帯に開いてる店は限られるが、日暮里なら選択肢がある。スマホで検索。出勤表を見たら、Gカップの24歳がいた。即、電話した。
日暮里駅の東口。午前3時の繁華街は静かだった。コンビニの明かりと、遠くのネオンがぼんやり光っている。道端の自販機でBOSSの微糖を買った。一口飲んで歩く。夜勤明けの缶コーヒーは何杯目だろう。今日だけで4本目。
薄暗がりのGカップ
部屋に通された。間接照明だけの薄暗い空間。タオルの匂い。深夜だからか、静かだった。隣の部屋の物音もしない。
ドアが開いて、入ってきた。152cm。小柄。でもGカップは服の上からでもわかった。顔は目が大きくて、笑うと少し幼く見える。24歳。化粧は薄め。この時間にこの顔面で出勤しているの、ありがたい以外の感想がない。
「お仕事終わりですか?」と聞かれた。夜勤明けだと答えると、「じゃあ、しっかりほぐしますね」と笑った。その笑顔が疲れた体にじわっと沁みた。
疲れた体に染み込む
シャワーを浴びて戻ると、ベッドの準備ができていた。うつ伏せに横になる。背中にオイルがたらっと落ちる。ひんやり。その後に彼女の手のひらがぴたっと乗る。温かい。このコントラストがいい。
肩から首にかけてを揉みほぐされる。ぐっと圧がかかる。12時間シフトで固まった筋肉がほどけていく。「ここ、めちゃくちゃ張ってますね」と言われた。知ってる。腰も同じ。ライン作業で立ちっぱなし、腰が死ぬ。そこを的確に攻めてくる。うまい。
背中から腰へ。腰のツボに親指がぐりっと入る。「うっ…」と声が出た。痛いけど気持ちいいやつ。ここをわかってくれる子は少ない。余談だが、先月行った別の店では腰をほぼスルーされた。あれはダメだった。施術の大半が背中と肩で、腰は申し訳程度。今日の子は腰を重点的にやってくれる。夜勤明けの体をわかっている。
密着に入る。Gカップが背中にむにゅっと押し当てられる。深夜3時にこの柔らかさ。疲労で鈍くなっていた感覚がじわじわ戻ってくる。オイルでぬるっとした肌同士が触れ合う。体温が移る。眠気と興奮が混ざる。夜勤明け特有のやつだ。
仰向けになると、目の前にGカップ。薄暗い照明の下で見る胸元は、なんというか。やばい。デコルテからオイルをとろっと流してもらう。視線の置き場に困って天井を見ていたら「見ていいですよ」って言われた。…チラ見で我慢した。我慢できてなかったかもしれない。
鼠径部。内ももをすべすべ流される。ビクッとなる。深夜で感覚が過敏になっているのか、反応が大きい。「力抜いてくださいね」と小声で言われた。無理です。
NNに入る。手つきが変わった瞬間、疲れが吹っ飛んだ。ペース配分がうまい。こっちの反応を見ながら調節してくる。一回、爪が軽くかすった。ちょっと痛かった。でもすぐ「ごめんなさい」って力加減を変えてくれた。対応が速い。
途中からGカップで挟み込んでくる。やわらかい。あったかい。疲れた体にこの密着は反則だ。脳が溶ける。午前3時の薄暗い部屋でGカップに包まれている。何もかもどうでもよくなった。
終わった後、しばらく動けなかった。天井を見上げていたら「大丈夫ですか?」と聞かれた。大丈夫。疲れが全部抜けた。新しい疲れが入った気もするが、質が違う。
始発が来る前に
シャワーを浴びて外に出た。午前5時前。空がうっすら白み始めていた。日暮里の街はまだ眠っている。駅前の松屋に入って牛丼を食べた。夜勤明けの牛丼はうまい。いつもよりうまかった。
Gカップ24歳、NN。深夜でこのクオリティ。悪くない。どころか、かなり良い。腰の調子も良くなった。次の夜勤明けもここにしよう。
この子の名前と店、教える。夜勤仲間は見てくれ。