湖西線に乗って、大津まで
京都は表と裏があって、四条や祇園のあたりで飲んでいるうちは、ずっと表側にいられる。悪くはないのだが、その表側に飽きる日というのが年に何度かある。七月の終わりの日曜が、ちょうどそれだった。前の晩に木屋町の奥にある行きつけで飲みすぎて、起きたら15時前。冷やし中華をかき込んでも部屋にいる気になれず、財布だけ持って京都駅から湖西線に乗った。
雄琴は案外近い。
車窓の左にずっと琵琶湖が張りついてくる。この日は雨がぱらついていて、湖の面が鈍く光っていた。市内を出るとこんなに空が広いのか、と毎回同じことを思う。ソープに向かう電車の中で景色に見入っているのも間抜けではあるが、この移動の時間が嫌いではない。
駅からは徒歩を選んだ。送迎もあるのに、雨の中を少し歩きたくなったのだ。この時期の雄琴は湿気がひどくて、着いた頃にはシャツが背中に張りついていた。歩いたのは失敗だったな。
金瓶梅は雄琴でも大箱の部類で、受付の導線がやたらと整理されている。待ち時間はほとんどなかった。
部屋の灯りが落ちたあと
指名したのは愛田しおり。この前、出勤表をなんとなく眺めていて引っかかったのがこの子だった。雄琴は一度別の店で外していて、正直そこまで期待していたわけではない。
最初に目に入ったもの
ドアが開いて、顔より先に声が来た。
「お待たせしました、しおりです」
笑った目のかたちのほうを先に覚えてしまった。写真は加工が強いものと踏んでいたのに、実物のほうが柔らかい。19歳という数字は事前に見ていたが、幼いというより、表情の切り替えが速いという印象だったな。祇園の雰囲気で客あしらいを覚えた女性とは、そもそも作りが違う。
背は160そこそこで、体つきは細い。ただ胸だけが骨格から浮いていて、Fカップという申告に嘘はなかった。歩くたびに揺れるのが視界の端に入って、まじで話の中身が入ってこない時間があった。
部屋は間接照明で、思っていたより狭い。二人で立つと肩が触れる。
触れてわかったこと
肌がもちもちしていて、掌が滑らない。汗ばんだ肌にありがちなベタつきではなく、押すと戻ってくる感触のほうだった。この歳の肌はこうなのか、と少し呆れた。
抱き寄せると体温が高い。首筋から上がってくるのは香水ではなく、シャンプーと石鹸の間くらいの匂いではある。
胸に手を回したら、向こうのほうがビクンと反応した。演技かどうかは触っていればだいたいわかる。これは反射のほうだった。
雄琴での二時間を追う
先に書いておくと、この店は洗い場でのプレイを受けていない。彼女個人の方針ではなく店の決まりらしく、浴室は本当に洗うだけで終わる。そこを目当てにしている人には物足りない構成だろうと思う。ただ、そのぶん湯を出したまま延々と話していられて、こちらにはそれが悪くなかった。出身地を聞いたら「内緒です」と笑って逃げられたのも、この時間の話だ。
ベッドに移ってからは、完全に向こうのペースだった。上に乗ってきて、額から順に降りてくる。首、鎖骨、脇腹。急がない。
「そんなに見られたら恥ずかしいんですけど」
と言いながら顔は上げたままで、目を逸らさない。自分はMだと本人は言っていたが、この時間帯の主導権は明らかに彼女のほうにあった。
得意はフェラだと聞いていて、実際そこが一番よかった。咥え方に慌てたところがなく、口の中で舌が別の動きをしている。19歳でこれを覚えているのか、と途中で思考が止まった。
一方でマットは本人も勉強中だと言っていて、力加減がまだ手探りではある。ぬるっと滑ってはくるのだが、体重の預け方が定まっていない。ここはちょっと惜しかった。半年後にもう一度受けたら別物になっている気はする。
指を入れたときの締まりはきつめ。感度も演技を混ぜない範囲で素直に出るほうで、太ももが跳ねるからわかりやすい。声を作らない子だった。
そこから先、最後どうなったかは限定エリアにまとめて置いた。
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
帰りの電車で考えていたこと
終わってからも五分ほど雑談して、玄関まで見送られた。営業の見送りではなく、話が途中だったから続けていただけ、という顔だった。
外に出たらまだ雨で、駅前でラーメンを食べてから電車に乗った。
粋な遊び方かと言われると、雨の中を歩いて汗だくで受付に立った時点で全然そうではない。ただ、綺麗に段取りした夜より、こういう雑な一日のほうが後に残るものではある。京都に戻る頃には日付が変わりかけていて、それでも悪くない気分だった。
指名料が上乗せになるキャストではあるが、この子なら惜しくない。プレイの残り全部と、書けなかったところは限定エリアで。