ある水曜日の訪問
3月の半ば、水曜日の夜。仕事が長引いて上野で遅めの夕食を済ませた。店を出ると3月末だというのにまだ冷え込んでいて、コートの襟を立てた。そのまま帰ればよかったのだが、鶯谷まで一駅というのがいけなかった。以前から気になっていたデリヘルがこのエリアにあり、新人が入ったという話が頭に残っていたのだ。
駅を出て、待ち合わせのホテルまで歩く。言問通り沿いのラーメン屋から白い湯気が漂ってきて、帰りに寄ろうと心に決めた。結局その後のことで頭がいっぱいになり、ラーメンのことは完全に飛んでしまうのだが——それはもう少し先の話だ。受付に電話を入れ、フリーで新人を希望した。部屋はやや狭かったが、まあ鶯谷ではよくあること。清潔感は保たれていたので良しとしよう。
逢瀬の記録
白い肌との邂逅
部屋に入ってきた彼女を見た瞬間、息を呑んだ。白い。とにかく白い肌をしていた。照明のせいではない。血管が薄く透けて見えるほどの白さで、思わず手を伸ばしたくなる。顔立ちは穏やかだが、どこか挑発的な目元。「この子がフリーで来るのか」と、正直驚いた。
会話をすると性格の良さがすぐに伝わってきた。「前は全然違う仕事してたんですよ」と笑いながら教えてくれて、聞けば料理人だったらしい。「お給料がどうしようもなくて」と苦笑する様子に嘘の気配はなかった。シースルーの下着姿になった時、「これ、エロいですよね?」と悪戯っぽく見せてくれた。その透けた布越しに見える筋の輪郭——恥ずかしながら、あの一言で私は完全にスイッチが入った。
没頭の先に
ここからが本題であるが、あの夜の体験を冷静に書き記すのは容易ではない。記憶が身体に染みついていて、文字にしようとすると先に感覚が蘇ってくる。
ベッドに横になってもらい、まず胸に触れた。巨乳というカテゴリーではないが、手に吸い付くような柔らかさがある。背後に回り、包むように揉ませてもらった。彼女の白い肌と、自分のやや日焼けした手の対比が妙に艶めかしい。久々にこの体勢が気持ちいいと素直に思えた。
乳首に舌を這わせた途端、異変が起きた。彼女の腰がガクガクと揺れ始めたのだ。指先ではこうはならない。舌でソフトにゆっくり転がすのが好みらしく、右、左と交互に舐めるだけで背中が弓なりに反る。「ん……っ」と小さな声が漏れた。空いた手でそっと下腹部に添えると、もうぬるぬるに濡れている。まだ前戯の序盤だというのに。たまらんな、これは。
焦らしに入った。核心を避けながら、内腿をなぞり、股間の周囲を指先で撫でる。彼女は腰を浮かせて催促してくるが、まだ触れない。じらす時間も楽しみのうちだ。いよいよ核心に触れると、ビクッと大きく身体が跳ねた。そこからは堰を切ったように止まらなくなった。ビチャビチャという音が部屋に響き、太ももが小刻みに震える。「ちょっ……待って……もうだめ……」と途切れ途切れの声。
最初は演技を疑った。このご時世、大袈裟な反応を見せる嬢は珍しくない。だが、額に浮かんだ汗、こちらの腕を掴む指の力、瞳の焦点が合わなくなっていく様子。これは本物だ、と確信した。角度を変えて上向きに圧をかけると反応がさらに激しくなり、声を上げた直後にぐったりと脱力して「……待って」と懇願された。
少し休ませてから、彼女が下に降りてきた。フェラ。素人風というか、テクニックで魅せるタイプではない。正直に言えば歯が軽く当たる場面が何度かあった。だが上目遣いで一生懸命に咥えている姿には、妙なそそりがある。時折「んぐ……」と苦しそうにしながらも奥まで迎え入れてくれて、不慣れなりの誠意が伝わってきた。完成された奉仕よりもこういう生々しさの方が、私の好みなのかもしれない。
いよいよ本番に移る。NN確定のお店であり、迷いはなかった。入り口がかなり狭い。しかし十分すぎるほど潤っていて、するりと収まった。その瞬間、彼女がびっくんびっくんと全身で震えた。まだ動いてすらいない。ゆっくりとしたストロークで始め、徐々にテンポを上げていくと、彼女は両足で私の腰を抱え込むように挟みつけ、絶叫に近い声を繰り返した。達するたびに中がきゅっと締まるのがわかる。耳元で「……すごい……なんで……こんな……」と掠れた声が聞こえた時は、こちらの理性も相当危うかった。
途中、深い口づけを交わした。デロデロの、理性もなにもない口づけだ。ただ彼女の息が荒すぎて心配になった。「大丈夫か?」と聞くと、潤んだ目で首を横に振るだけ。言葉にならないらしい。もう少しペースを落としてやるべきだったかもしれない、と後から反省した。
体位を変えて背後から。この体勢にすると反応が一段と激しくなった。声と息が混じり合って何を言っているかわからない。シーツを握る指が白い。こちらもさすがに限界だ。最後は深く押し込んだまま果てた。果てた後も彼女の身体がびくびくと余韻で震えていて、魂が抜けたかのような表情で横たわっている。やりすぎたかもしれない——本気でそう思った。
終わりの静けさ
「大丈夫だったか」と聞くと、数秒の間を置いてから「ものすごく入り込んでて……途中からわけわかんなくなってました」と、はにかみながら答えてくれた。その表情がまた良い。
身支度をしながら他愛もない話をした。「ここ最近で一番すごかったです」とぽつりとこぼしていた。リップサービスかもしれないが、あの反応を見た後だと信じたくなる。人情というやつだ。ホテルを出たのは日付が変わる頃。あのラーメン屋は案の定もう閉まっていた。
また足を運ぶか
結論から言えば、もう予約してある。
白い肌、没頭する感度、キツめのフィット感、そして飾らない性格。どれか一つでも十分なのに、全部揃っている子はなかなかいない。感じる女性を見て興奮するタイプの御仁であれば、かなり満足度の高い一戦になるだろうと断言する。フェラの技術だけは発展途上だが、逆にあの素人感が刺さる人も多いはずだ。
本稿の逢瀬の相手——彼女の名前、店の名、そして公式ページへの道筋は、限定公開エリアにて。同好の紳士諸兄にお伝えしたい。