訪問の経緯
巣鴨という街は、私にとって少々縁遠い場所であった。JR巣鴨駅といえば「おばあちゃんの原宿」として知られる地蔵通り商店街が真っ先に浮かぶ。赤パンツを売る店が並ぶあの通りを抜けた先に、メンズエステの隠れ家があるとは。人生とは不思議なものである。そういえばきっかけは、以前から信頼している同好の紳士からの一報だった。「巣鴨に、なかなか良い店を見つけた」と。彼の審美眼は確かなもので、過去に紹介された店で外れを引いた記憶がない。ならばと、ある水曜の午後、電車に揺られて足を運ぶことにした。3月も終わりに差し掛かった頃、空気はまだ少し冷たかったが、桜の蕾が膨らみかけていた。駅を出て、途中コンビニで茶を買い、5分ほど歩くと、落ち着いたマンションの前に辿り着く。入口に不要な看板はなく、外観から店の存在を察することは難しい。この控えめさは好ましい。エレベーターで上がり、指定された部屋のチャイムを押す。スタッフの男性が出迎えてくれたが、物腰が柔らかく、声のトーンも適切であった。過剰でもなく、素っ気なくもない。この塩梅は重要だ。
部屋に通されると、8畳ほどの空間にベッドが一つ。間接照明が壁を温かく照らし、ほのかにラベンダーの香りがする。タオルは真っ白で、皺一つなく畳まれている。ミネラルウォーターが冷えた状態で用意されていた。細部に気を配れる店は、得てしてサービス全体の質も高い。ただ一点、エアコンの設定がやや低めだったのか、着替えの際に肌寒さを感じた。些末なことではあるが、記しておく。ちなみに帰りがけに地蔵通りで塩大福を買った。六十代の女性に混じって塩大福を選ぶ四十代男性という図は、なかなかに趣深いものがある。閑話休題。
彼女の印象
扉が静かに開き、彼女が姿を現した瞬間、私は内心で唸った。163cm、スレンダーな体躯にEカップというバランス。写真との乖離はごく僅かで、パネルマジック20%程度という控えめな数値も頷ける。23歳という年齢にしては落ち着いた佇まいで、栗色のロングヘアを片方の肩に流していた。「お待たせいたしました」と微笑んだその表情には、作り物ではない柔らかさがあった。声のトーンがやや低めで、耳に心地よい。高い声でキャンキャンと話す嬢は少なくないが、彼女にはそういった軽薄さが皆無であった。
シャワーを済ませて戻ると、彼女がベッドの脇で待っていた。「うつ伏せからで大丈夫ですか?」と確認する声に、ほんの少しだけ緊張の色が見えた。だが、施術が始まると印象は一変する。背中にオイルが垂らされた瞬間、ぬるりとした温かさが背骨を伝い落ちていく。両手が肩甲骨の周辺を捉え、ゆっくりと圧をかけてくる。指の運びが確かだ。凝りの箇所を見つけると、ぐっと親指で押し込みながら「ここ、お疲れですね」と呟く。ふう、と思わず息が漏れた。この時点で、紹介してくれた友人に感謝の念が湧いた。
逢瀬の記録
序章
施術が進むにつれ、彼女の手つきは次第に大胆になっていった。背中から腰へ、腰から臀部へ。オイルを纏った掌がすうっと滑り、太ももの内側を撫で上げる。ぞくり、と背筋が震えた。密着に移ると、Eカップの柔らかな膨らみが背中に押し当てられる。シルクのような肌触り、とはまさにこのことだ。体温がじわじわと伝わり、背中全体が彼女の体で包まれているような錯覚に陥る。「力加減、大丈夫ですか…?」と耳元で囁かれた。吐息が耳朶を掠め、たまらん。思わず身体がびくりと跳ねた。彼女はくすりと笑い、そのまま耳の後ろに唇を寄せてきた。
仰向けになると、鼠径部の施術へと移る。太ももの付け根をゆっくりと円を描くようになぞりながら、際どい場所ぎりぎりで指が止まる。じらされている、と頭では理解していても、身体は正直に反応する。彼女はその反応を見て取ったのか、少し唇の端を持ち上げて微笑んだ。「感じてくれてるんですね」。その言葉に含まれた、控えめな自信のようなものに、私は好感を覚えた。胸元に手を伸ばすと、彼女は嫌がることなく、むしろ少し身を寄せてきた。オイルで濡れたEカップの感触は、指の間からこぼれるような柔らかさで、それでいてしっかりとした弾力がある。先端に触れると「んっ…」と小さく声を漏らし、目を伏せた。感度は60といったところか。派手に喘ぐタイプではないが、身体の奥底から湧き上がるような反応がある。
本編
NS対応であった。ここから先は紳士としての矜持と、正直な記録の間で筆が迷うところだが、起きたことを率直に記す。彼女がするりと受け入れた瞬間、両者の間に静かな緊張が走った。ゴムなしの生の感触は、言葉で表すならば「溶けるような密着感」と言えよう。彼女はゆっくりと腰を揺らし始め、その動きには焦りがなかった。奥まで入ると、きゅっと眉を寄せて「あ…深い…」と呟いた。その表情に演技の気配はなく、私はますます引き込まれた。
体勢を変え、背後から。彼女のスレンダーな腰のラインに手を添えると、ぬるりとオイルの名残が指に絡む。ゆっくりと動くたびに、彼女の肩甲骨が微かに震え、背中に汗の粒が浮かぶのが見えた。「もう少し…強くても…」と彼女が振り返りながら言った。その眼差しに、私は思わず息を呑んだ。応えるように深く動くと、彼女は枕に顔を埋め、くぐもった声を上げた。ただし一点、途中で彼女の手技に若干のぎこちなさを感じた場面があった。手の動きが少し単調になり、同じリズムが続いた時間がある。23歳という年齢を考えれば無理からぬことだが、経験を重ねれば緩急の妙をさらに体得できるであろう。これは期待を込めた苦言である。
最後は正面で。彼女が両脚を絡めてきて、互いの距離がほぼゼロになった。額に彼女の前髪がかかり、その隙間から潤んだ瞳がこちらを見つめている。「…一緒に…」と囁かれ、私の理性は静かに溶けていった。外で終えた後、しばらく二人で天井を眺めていた。彼女が先に身を起こし、温かいおしぼりを持ってきてくれた。「お茶、淹れますね」と微笑む横顔に、不思議な安堵感を覚えた。
帰り道、巣鴨の商店街を歩いた。夕暮れ時の地蔵通りは、朝とは違う表情を見せる。赤パンツの店はもう閉まっていたが、総菜屋の灯りがまだ温かく光っていた。おでんの匂いに誘われて、大根と卵を買った。片手に塩大福、片手におでん。四十代の男の帰り道としては、なかなか悪くない。90分15000円。この価格でこの体験ができるのであれば、巣鴨という街の評価を改めねばなるまい。彼女の名前と店の詳細は、有料部分にて公開する。
本稿の逢瀬の相手を明かす。彼女の名前、店の名、そして公式ページへの道筋を。