水曜の夜、三宮で打ち合わせがひとつ流れて、急に時間が空いた。
こういう日は、普段行かない街に足を伸ばしたくなる。
三宮から南海で乗り継いで、九月末の堺東へ
阪神で難波まで出て、南海高野線に乗り換えて堺東。乗り換えを入れて一時間弱ってところだったな。昼間の雨がまだ路面に残っていて、駅前のアーケードは濡れたタイルが蛍光灯を跳ね返していた。
正直、堺東の駅前は三宮みたいな小綺麗さはない。居酒屋の呼び込みとパチンコ屋の音が混ざっていて、雰囲気が良いとはお世辞にも言えない感じ。ここで少し不安になった。
ただ、目当ての店は前から気になっていた。むきたまご堺東。ホテヘルで、受付をしてから女の子と一緒にホテルまで歩く形式だ。狙いは「まり」という子。写真を見る限りは、整った顔の綺麗なお姉さんという印象だった。
腹が減っていたので、受付の前に駅前の立ち食いそばで天ぷらそばを一杯。出汁が関西の薄口で、これが妙にうまかった。どうでもいい話だけど、この一杯で気分がだいぶ上向いたのは確か。
京都のことばで迎えてくれた、まりという人
最初に目に入ったもの
受付は雑居ビルの一階。外の雑多さのわりに、待合は片付いていて、ソファのカバーも清潔だった。スタッフの応対は可もなく不可もなく。愛想がいいわけではないけど、説明は手短で要点が揃っていて、こっちとしてはそのほうが気楽って感じ。
受付を済ませて少し待つと、彼女が出てきた。第一声が「こんばんは、お待たせしてしもて」。
まじで、写真とは別人だった。
京都のことばだった。写真だとキリッとしたお姉さん系に見えたのに、実物はもっとふんわりしていて、目尻が下がると一気に可愛い系に寄る。黒髪をまとめていて、首すじがすっと見えるのが綺麗だったな。
服装は落ち着いたワンピース。派手さはないけど、清潔感ある着こなしで、隣を歩くのが少し誇らしいくらいだった。
背は158cmと聞いていたけど、脚がまっすぐで細いぶん、並ぶともう少し高く見える。腰の位置が高くて、ワンピースの線が綺麗に落ちていた。
ホテルまでの道で触れたもの
店からホテルまでは数分。その短い道のりで、彼女のほうから自然に腕を組んできた。
「今日、雨やったでしょ。足もと気ぃつけてな」と言われて、こっちがエスコートされている感じ。水たまりを避けるたびに腕をくいっと引かれて、そのたびに肩がぶつかる。指先がひんやりしていて、でも腕に触れた肩はやわらかくて、そこでもう肩の力が抜けた。
ホテルは少し前に改装したらしく、廊下も部屋も思っていたより新しい。壁紙が明るいベージュで、照明も暗すぎない。エアコンの効きもちゃんとしていて、湿気の残る夜にはありがたかった。
ただ、部屋代が別料金なのは最初ちょっと戸惑った。差額は数百円程度だったので、気にするほどではないけれど。
湯気の向こうで、距離が縮まっていく
部屋に入ってからの彼女は、とにかく近い。ソファに並んで座ると、膝がくっつく距離で他愛ない話が続く。最近アニメばかり観ている話、お寿司に目がない話。聞き上手で、こっちのくだらない仕事の愚痴まで楽しそうに拾ってくれる。
「うち、夜のほうが元気やねん。朝はほんまにあかんの」と笑っていた。出勤が夜に寄っているのも、どうやら本人の体質らしい。三宮から来たと言うと「わざわざ遠いとこから、おおきに」と目を丸くしていて、そこから十分くらい、こっちが神戸の店の話をするのをにこにこ聞いてくれた。
「お兄さん、声がやさしいなぁ」
こういうのに弱い。わかっていても弱い。
シャワーは丁寧で、体を洗う手つきに雑なところがひとつもない。湯気の中で目が合うたびに、ふっと笑う。その笑い方が恋人のそれに近くて、店の女の子と客という距離感が少しずつ溶けていく感じだった。
そこから先、ベッドの上で何があったかは、ここでは書かない。ひとつだけ言うなら、あのおっとりした話し方からは想像しにくい一面があった。
ドアが閉まったあと
終わってから、帰り支度をしながらも彼女はずっと笑っていた。ホテルの前で「また来てな」と手を振られて、角を曲がるまで振り返ってしまったのは少し恥ずかしい。
一つ反省があるとすれば、時間の配分。前半に話し込みすぎて、終盤がやや駆け足になった。キスの時間も、もう少し欲しかったと物足りなさが残っている。次に行くなら長めのコースにする。
難波行きの電車で窓に映った自分の顔が、来たときよりだいぶ緩んでいたな。
ルックス:★★★★★
スタイル:★★★★★
おっぱい:★★★☆☆
アソコ:★★★★☆
感度:★★★☆☆
性格:★★★★★
ベッドの上で彼女が見せたもう一つの顔と、予約の取り方、この子を長めに押さえるコツは、限定エリアに書いておく。