日暮里、秋の夕方
仕事終わりにそのまま向かった。山手線を日暮里で降りて、駅前のロータリーをぼんやり眺めながら煙草に火をつけた。平日の夕方、谷中方面に向かう観光客とすれ違いながら、俺はまったく別の目的地へと歩いていた。
正直に言うと、今日は迷いがあった。ネットで見かけた子の写真が頭から離れなくて、それでもパネマジかもしれないという疑念が半々で混ざり合っていた。アジアンデリというジャンルは、当たりとハズレの落差が激しい。何度か痛い目を見てきた経験から、「写真通りだったら奇跡」くらいの心構えで向かっていた。
それでも足が動いたのは、ネットでこの子の評判を散々調べたからだ。何人かが口をそろえて「ハーフっぽい顔立ち」「日本語ペラペラ」「スタイルがモデルみたい」と書いていた。吟味に吟味を重ねて、今日この子に決めた。
ドアの向こう側
スタッフの対応は丁寧で、電話からすでに好印象だった。案内された個室に入って数分待つと、ノックの音。
「失礼します」
——日本語、ネイティブだ。
開いたドアの向こうに立っていたのは、ハーフのような彫りの深い顔立ちの、細い、ものすごく細い子だった。モデルが着るような細身のワンピースが、その輪郭をそのまま映していた。Aカップの胸はほとんど主張しないが、それが逆に全体のバランスを際立たせている。首から肩にかけてのラインが、本当にきれいだった。
「よろしくお願いします」と微笑む顔を見た瞬間、俺は心の中で「付き合いたい」と思った。まじで。
ふたりの時間
シャワーを浴びながら、隣で○○ちゃんが雑談をしてくれた。聞けば8年以上日本に住んでいるという。日本語というより、もはや日本人の感覚で話す。ツッコミの間が自然で、笑いのポイントがこっちとまったく同じ。
「どこ出身なの?」と聞いたら、「秘密です」とニコッと笑った。その笑い方が、ずるかった。
シャワーを終えてベッドに移動すると、○○ちゃんが自然な動作で隣に寄ってきた。距離の詰め方が、風俗っぽくない。まるで「久しぶりに会えた」みたいなテンションで、すっと腕に触れてくる。
キスを求めると、ちゃんと応えてくれた。深くはないが、柔らかくて、温度がある。唇の感触を確かめながら、俺は「これ、素人と付き合ってるやつじゃないか」という感覚に陥り始めた。
乳首を口に含むと、○○ちゃんは少し息を止めた。Aカップの小さな胸は、触れるたびに形が変わる。指の腹で撫でると「ん……」と短い声が漏れた。演技っぽくない。感度が高いというよりは、感じやすい体質なんだと思う。恥ずかしそうに顔を背けるのが、またいい。
フェラに移ると、○○ちゃんは少し考えるような間を置いてから、ゆっくりと始めた。技術的に突き抜けているわけではない——これは正直に言う。テクニックで魅せるタイプではなく、「一緒にいる感覚」で魅せるタイプだ。速くはないが、目線が合う。それだけで十分すぎた。
いざ本番に移ろうとしたとき、○○ちゃんが小声で言った。
「……ゆっくりにしてください。急に入れたら痛いから」
その一言で、俺の中の何かが崩れた。プロとアマの境界線が、ほとんど消えた気がした。
ゆっくりほぐしながら入れると、締まりがとんでもない。スレンダーな体型だから当然かもしれないが、それにしても想像を超えていた。動くたびに抵抗があって、深く入れるたびに○○ちゃんが眉をひそめた。痛いのか気持ちいいのか、たぶん両方だったんだと思う。
密着しながら動いていると、○○ちゃんの細い腕が背中に回ってきた。爪が少し立つ。髪が頬にかかる。煙草の微かな匂いがする。それが不思議と、リアルな「人間」を感じさせた。
1回終わった後、○○ちゃんは「大丈夫ですか」と聞いた。俺の方を心配していた。
「もう1回いい?」
「……うん」
短い返事が、また心を刺した。
2回目はもう少し慣れていたのか、○○ちゃんの声が最初より大きくなった。キツイままだった。全然ゆるくならない。120分という時間が、あっという間に溶けていった。終わりたくない、と本気で思いながら、それでも終わった。
ドアが閉まるまで
帰り際、○○ちゃんは「また来てください」と言った。社交辞令だとわかっていても、嬉しかった。
個室のドアが閉まった後、廊下に出てもしばらく動けなかった。「付き合いたての彼女としてるみたい」という感覚が、体の中に残っていた。
プレイのスペックだけで言えば、もっと上がいるかもしれない。でも、あの密着感と、あの自然な距離感と、あの「ゆっくりにして」の一言は、しばらく頭から離れないと思う。
リピ確定。
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