九月の終わりの木曜。昼過ぎから、降ったりやんだりの雨だった。
小矢部で雨脚が強くなった日、呉羽山の向こうへ
片町の馴染みの店に電話をかけたら、夕方まで全部埋まっていると言われた。平日のくせに珍しい。受話器を置いて、しばらく窓の外を見ていた。
それで車を東に向けたんだったな。金沢から北陸道で富山まで、一時間とちょっと。小矢部を過ぎたあたりで急に雨が強くなって、ワイパーを最速にしたまま呉羽山のトンネルを抜けた。
目当ては富山市のデリヘル、CLUB CHELSEA クラブチェルシー 富山店。夕方の割引が効く時間に間に合わせたくて、富山インターを降りてすぐのラブホテルに入った。
部屋は、正直に言うと少し古い。壁紙の継ぎ目が浮いていて、エアコンの風がどうにも湿っぽい。ベッド脇の有線は演歌しか流れないチャンネルで固まっていて、変えるのを諦めた。
雨はまだやまない。
それでも、北陸の夜はこういう部屋でも妙に落ち着く。雨の音が窓に当たって、遠くでトラックが水を跳ねる音がする。
余談だけど、インター近くのコンビニで缶コーヒーと白えびせんべいを買った。富山に来るとなぜか毎回これを買ってしまう。食べる気もないのに。
ノックの向こうのアリサ、目線がほぼ同じ高さだった
黒いニットと、肩で揃えた茶色の髪
ノックが二回。開けると、目線がこっちとほとんど変わらない位置にあった。171cm。背の高い子は嫌いじゃないが、ドアの枠の中にすっと立っているのを見て、一瞬言葉が出なかった。
黒いニットに細いネックレス、肩の上で切り揃えた茶色の髪。写真より目元が柔らかくて、笑うと少し幼く見えるのに、黙っていると急に大人の顔になる。その切り替わりが面白い子だった。
「雨、大丈夫でした? 運転してきたんですか」
先に気遣われてしまった。金沢から来たと言うと、「片町って、名前しか知らないです」と首をかしげる。話し方は淡々としているのに、こっちの話にはちゃんと相づちが返ってくる。聞き上手というのはこういうのを言うのかね。
近づくと、甘すぎない石けんの匂いがした。香水じゃなくて、たぶんシャンプーか何か。雨の湿気がこもった部屋の中で、そこだけさらっとしていた。
脚の話をしたら、そこは一番褒められるところだと本人も笑っていた。確かに、ソファに座っても膝から下が余っている。
重ねてきた手の、ひんやりした指
しばらく他愛もない話をした。富山のラーメンは黒いのしか知らないとか、雨の日は髪がまとまらないとか。
そのうち、向こうからすっと手を重ねてきた。指が細くて、少しひんやりしている。握り返すと、今度は肩に頭を預けてくる。キスが好きだと言っていたとおり、最初の一回がずいぶん長かった。
いやあ、これはやばい。こういう入り方をされると弱い。緊張が抜けるより先に、別のところが落ち着かなくなった。
泡の洗体から先は、限定エリアに書き残す
シャワーでは泡を山ほど立ててくれた。背中から腰へ、ぬるぬるした泡を広げる手つきがやけに丁寧で、立ったまま目を閉じていた。
ベッドに移ってからは、前半はこっちが責めて、後半は交代。途中でOLの衣装に着替えてもらったのと、オモチャを少し使ったこと。流れとしてはそれくらいにしておく。
「感じてる顔、見ないでください」
そう言いながら、顔を隠す手はすぐに外れていた。
この先の細かい話は、表には置かない。名前も店も出しているぶん、中身は読みに来てくれた人にだけ渡したい。続きは限定エリアで。
雨上がりの駐車場で、せんべいの袋を開けた
しばらく、ぼんやりしていた。
ドアが閉まってから、しばらくベッドの端に座っていた。二回目があっけないほど早く終わったのは、たぶん自分の問題だ。歳のせいにしておく。
帰り際、ドアの前で振り返って「次は晴れてる日に来てくださいね」と言われた。社交辞令なのは分かっている。分かっているのに、帰りの車でその台詞を三回くらい思い出していた。
時間の配分だけは少し物足りなかった。話が弾みすぎて、前半のソファで思ったより時間を使ってしまった。次は最初から長めのコースにするかね。
外に出ると雨は上がっていて、駐車場のアスファルトが街灯を映していた。買ったまま忘れていた白えびせんべいの袋を、運転席で開けた。
ルックス:★★★★★
スタイル:★★★★★
おっぱい:★★★★☆
アソコ:★★★★☆(隠すものがなくて、反応が素直)
感度:★★★★☆
性格の欄だけは迷わなかった。
性格:★★★★★
名前と指名のときのコツ、それからベッドの上で本当にあったことは、限定エリアで。