その日の判断ミス——熟女口コミという名の罠
正直に言う。この日の俺は完全に判断を誤った。
大塚エリアのメンエスを調べていると、ある熟女系の店が目に留まった。それなりに名の通った店で、口コミもそれなりに積み上がっている。ただ、よく読むと賛否が激しい。否定的なコメントが多い中に、ときおり「あの子は最高だった」「熟女特有の濃厚さがある」という記述が混じっている。
これがいけなかった。
人間というのは都合のいい情報だけを拾う生き物で、俺もその例外ではなかった。否定コメントの山を「ハズレを引いた人たちの話」と脳内で処理して、「当たり」の記述だけを信じてしまった。秋の夕方、駅から歩いて数分のマンションに向かいながら、俺はすでに期待値を上げすぎていた。
これは失敗レポートだ。同じ轍を踏まないための、正直な記録である。
対面——目が、合わない
インターホンを押すと、○○ちゃんが出てきた。
50代、身長は高め、Dカップ。写真と見比べると、まあ写真通りといえば写真通りだった。それ自体は悪くない。ルックスがどうこうというより、最初の「いらっしゃいませ」の瞬間から、なんとなく空気が重かった。
目が、合わない。
笑顔はある。「フフフ」と笑う。でもその笑いに温度がない。接客の笑顔というより、壁を作るための笑顔、とでも言えばいいか。メンエスの入店直後って、セラピストとの距離感が一気に縮まる瞬間があるじゃないか。あの「あ、この子と今日は楽しくなれそう」という感覚。それが、まったく来なかった。
嫌な予感がした。でもこの時点では、まだ「施術が始まれば変わるかもしれない」と思っていた。
ふたりの時間——19000円が溶けていく90分
仲良くなるためにオプションはフルで付けた。洗体もつけた。総額19000円。今思えばこれが最大の悪手だった。
洗体は、なんというか、とにかく事務的だった。手の動きに感情がない。ただ体を洗っているだけ、という感じで、セラピストと一緒にシャワーを浴びるあの独特の親密感が一切ない。おまけにOSWにとても厳しくて、こちらが少し距離を詰めようとするたびに、さりげなく、でも確実にかわされる。
マッサージが始まっても、技術は普通以下だった。
「痛くないですか?」「強くないですか?」と頻繁に聞いてくる。最初は気遣いかと思ったのだが、これは違う。防御のための確認だ。こちらが「大丈夫です、もう少し強くても」と言っても、力が入らない。むしろ弱くなる。痛くもなんともない、ただ表面を撫でているだけの施術が続く。
鼠蹊部への施術もあった。ディープリンパのコースも入れていたから、そこへの期待はあった。でも、触れるか触れないかギリギリのラインを、ひたすら安全に守り続ける感じ。「どこまでしてくれるか」という期待感ではなく、「どこまで守り抜くか」という意志を感じた。
四つん這いのポジションも取ってくれた。ボディドレスも付けていたから、密着の期待があった。が、ことあるごとにBDのポジションを直してくる。何度も何度も。施術の流れの中で自然と密着する瞬間を、毎回リセットされる感覚。
さすがに我慢できなくなって「もういいじゃないですか」と言ってしまった。我ながら情けない。でも言わずにはいられなかった。
仰向けになっても状況は変わらない。BD付きのPZRは形としてはやってくれたが、寛容度はほぼゼロ。痛い。物理的に痛い。これはもう、期待とか云々の話ではなく、単純に痛かった。
悲しい性でSKKRはした。ただ、時短で終了。心が折れていたので、最後の「また来てね」という問いかけにも、愛想のいい返事ができなかった。それだけこちらも消耗していた。
部屋はマンションの一室で、この日は嬢が2人いた。要するに、ちゃんとした個室環境ではない。隣の気配を感じながらの施術というのも、集中できない要因の一つだったかもしれない。
この店が悪いのか、この嬢が悪いのか。たぶん両方だと思う。でも俺が一番悪かったのは、否定コメントの多い口コミを「どこかに当たりがあるはず」と読み替えて、都合よく解釈したことだ。
熟女系の「濃厚さ」というのは、年齢だけで担保されるわけじゃない。当たり前のことを、19000円払って学んだ。
同じ失敗をしたくないなら、この子の名前と店名を確認してから予約することを強くすすめる。
この子の名前・お店の情報は有料エリアで公開中。