雨上がりの五反田、少しだけ贅沢な気分で
その日は夕方から雨が降っていた。
品川から山手線に乗って五反田で降りると、駅前のアスファルトがまだ濡れていて、街灯の光が滲むように反射していた。仕事帰りにしては少し早い時間。財布の中身と気分の天秤を何度かかけて、「まあいいか」と自分に言い聞かせたのを覚えている。
目当ての店に向かうまでの数分、繁華街の路地をゆっくり歩きながら考えた。今日は外れてもいい。いや、外れたくはないけれど、あまり期待しすぎるのも疲れる。そういう、少し投げやりな心持ちで扉を開けた。
電話口のスタッフの声は落ち着いていて、やり取りはスムーズだった。ホテルに先に向かって待つように言われ、ロビーで数分待つ。この「待つ時間」が妙に好きだ。まだ何も起きていないのに、何かが始まりかけている感じ。
ドアが開いた瞬間、少し姿勢を正した
ノックの音がして、ドアを開けた。
立っていたのは、すらりと背の高いスレンダーな女性だった。身長は約170cm、細い。ただ細いだけじゃなくて、姿勢がきれいで、それがまた印象を引き上げていた。清楚というか、どこかの大学のキャンパスで会ったら普通に話しかけてしまいそうな、そういう雰囲気。
「こんばんは、よろしくお願いします」
声が柔らかかった。笑顔が自然だった。接客用に張り付けたような笑顔じゃなくて、本当に少し嬉しそうに見えた。それだけで、さっきまでの「外れてもいいか」という気持ちが、スっと消えた。
服装はシンプルなワンピース。派手さは一切ない。でもその控えめさが、かえって目を引いた。香りはほとんどしなかった。ただ、清潔感だけがちゃんとあった。
静かな部屋で、ふたりの時間が動き出す
シャワーを済ませて戻ると、○○ちゃんはベッドの端に腰かけて待っていた。スマホを見るでもなく、ただそこにいた。その「待っていてくれた」という感覚が、こちらの気持ちをほぐした。
最初の会話は他愛もないことだった。仕事のこと、最近面白かったこと。○○ちゃんは聞き上手で、こちらが話すとちゃんと反応する。相槌が適当じゃない。「それって、こういうこと?」と確認してくる。この子、頭が回るんだな、と思った。
自然な流れでベッドに移った。
キスをした。
最初は軽く、様子を見るように。○○ちゃんはこちらのペースに合わせてきた。急がない。それが逆に、焦らされているような感覚を生んだ。少し深くなると、彼女の方から少しだけ積極的になった。甘えるような、それでいてどこか確信を持ったような口づけ。清楚な見た目からは少しだけ予想外で、思わず引き寄せてしまった。
フェラに移ったとき、丁寧さに驚いた。
雑じゃない。焦らない。こちらの反応を確認しながら、少しずつ変えてくる。舌の使い方、圧の加え方、テンポ。「気持ちよくしたい」という意思が伝わってくるフェラだった。ぶっちゃけ、こういうのが一番効く。テクニックが高くても「こなしてる感」があると冷めるけど、○○ちゃんにはそれがなかった。
パイパンだったのも、このとき初めてわかった。
視覚的にも、触れたときの感触も、すっきりとしていて清潔感があった。舐めると敏感に反応した。声が少し高くなって、腰がわずかに浮いた。感度が悪くないのはわかっていたけど、実際に目の前で反応が出ると、こちらのテンションも上がる。
素股に入った。
これが、正直に言って、かなりやばかった。
スレンダーな体型なのに、密着感がある。細い腰が動くたびに、こちらの感覚が「入ってる」と錯覚しそうになる。何度か「あれ?」と思った。素股でここまで感じたのは久しぶりだった。○○ちゃんは上手に動きを合わせてきて、タイミングを外さない。こちらが少し動きを変えると、すぐに対応してくる。
そのうちに、一度目のフィニッシュを迎えた。
終わった後、少しぼんやりしていたら、○○ちゃんが「もう一回、どうですか?」と言った。押し付けがましくなく、でも明らかにこちらの様子を見て聞いてくれた。断る理由がなかった。
2回戦は1回戦よりも、お互いが少しリラックスしていた。○○ちゃんも最初より表情が柔らかくなっていた気がした。素股のリズムも、最初より息が合っていた。時間が経つほど良くなっていく、そういう子だった。
2回目のフィニッシュを迎えたとき、○○ちゃんは「よかった」と小さく笑った。
その一言が、妙に心に残った。
唯一気になった点を挙げるとすれば、照明が少し明るすぎたこと。これは店というか部屋の話なので○○ちゃんには関係ないけれど、もう少し薄暗い雰囲気の方が個人的には好みだった。ただ、それ以外に文句のつけようがない90分だった。
ドアが閉まった後も、笑顔が残った
帰り支度をしながら、ふたりでしばらく話した。
○○ちゃんは聡明な子で、話題の引き出しが多かった。こちらが何気なく言ったことに、すっと反応してくる。「また来ます」と言ったら、「ぜひ」と言って笑った。その笑顔がまた自然で、エレベーターのドアが閉まってからも、しばらく頭から離れなかった。
五反田の夜は、来たときよりも少し明るく見えた。
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