池袋・大塚のヘルス「華椿」に籍を置く片瀬ここみ、三十歳。身長166センチ、84・57・85のDカップという数字のとおり、すらりと伸びた長身がまず目を引く女性である。料金は通常より5千円高いランクに置かれており、店がこの女性をどう見ているかはそこに表れていよう。
本人は丸い輪郭と大きな瞳、前下がりのショートボブを自分の特徴に挙げ、肌の手触りにも気を配っているという。客側で確かめられる記録は2件で、どちらも9月のものである。いずれも写真との食い違いには触れておらず、カーテンが開いた瞬間から目元のはっきりした背の高い美人であった、というのがその中身である。もっとも、数はまだ2件にすぎない。私としては、写真どおりと言い切るのは控えておきたい。
話しぶりはゆったりとしていながら、バイクで北海道を走り、母親と富士の頂に立つほどの行動力を持つ。穏やかな物腰と活発さが同居しているところを、魅力と受け取る向きがある。聞き上手でもあり、一か月ぶりの再訪で前回の会話の続きをきちんと覚えていた例がある。写メ日記に綴られた趣味に惹かれて足を運び、共通の話題で時間の大半を過ごした例もある。前職は医療系、ピアノと茶道の心得があるというのは店側のプロフィールによるが、落ち着いた佇まいとは符合する。例えるなら、春の午後の日だまりのような女性と言えよう。
肌を重ねる時間については、部屋に入ってベッドに腰を下ろすなり深い口づけで迎えてくれた例がひとつ確かめられる。もうひとつの例でも、寄り添い、戯れ合う時間をたっぷり取ってくれたという。店側の説明では基本的な内容にはひととおり応じ、胸を使った奉仕は条件次第、口で受け止めてそのまま飲むことと顔にかけることは受けていない。
注意しておきたい点もある。会話を大切にする女性だけに、もう少し時間が欲しかったと感じた例がある。コースは長めに見ておくのが賢明であろう。また、彼女の香りが服に移って帰りの電車で気になったという話もあり、このあと人に会う予定があるなら頭の片隅に置いておきたい。2件とも全項目が満点で、不満は表に出にくいことも割り引いて読むべきである。言葉を交わし、寄り添う時間そのものを味わいたい紳士には良い相手であろう。短い時間で濃さだけを求める向きには、少々もどかしく感じられるかもしれない。