その夜、鶯谷に向かう理由
梅雨の合間に晴れた夜だった。仕事終わりで少し疲れていたけど、なんとなく気分が上向いていて、「今日は行くか」という気持ちになった。
スマホでシティヘブンを眺めていたのは、電車の中。スクロールする指が止まったのは、切れ長の目をした女の子のページだった。
キレカワ系、という表現がぴったりだと思った。目元がシャープで、笑顔になると少し柔らかくなる、そういう顔。スレンダーなスタイルも好みで、21歳、Dカップというプロフィールを見て、気づいたら予約フォームを開いていた。
ただ、経験上わかってることがある。写真の期待値をそのまま持ち込むと、だいたい痛い目を見る。だから「3割引きくらいで考えておこう」と自分に言い聞かせながら、ホテルに向かった。鶯谷の路地を歩きながら、正直、半分は期待、半分は保険のつもりだった。
ドアが開いた瞬間
インターホンを押してから、ほんの数秒。
ドアを開けた○○ちゃんを見て、最初に思ったのは「あ、ちゃんとかわいい」だった。
写真との差はある。正直に言う。切れ長の目の印象は本物だったけど、全体的な華やかさは写真のほうが上。でも「ガッカリ」ではなく、「リアルな可愛さがある」という感じ。暗めの茶髪ロングが似合っていて、小顔で、笑顔になったときの柔らかさがよかった。
「こんにちはー、○○でーす」
声に少し抑揚があって、語尾がふわっと上がる。あ、これ方言だ、と気づいたのはその直後だった。
「福岡出身なんですよ、わたし」と自己紹介してくれた。博多弁、本物だった。
ふたりの時間
シャワーは一緒に入った。○○ちゃんが先に浴室に消えて、少しして「どうぞー」と声がかかる。
湯気の立ち込めた狭い空間で、距離が縮まるのは早かった。背中を流してくれながら、「お仕事なんですか、今日?」と聞いてくる。疲れてるのが顔に出てたのかもしれない。こちらの話にちゃんと反応してくれて、「大変ですねー」じゃなく「それ、どういう仕事なんですか?」と掘り下げてくる。気取ったところが一切なくて、友達と話してるみたいな空気感だった。
ベッドに移ってからも、その空気は続いた。
最初は添い寝から。横になって、他愛のない話をしながら、自然に距離が縮まっていく。○○ちゃんから体に触れてくる感じが積極的で、こちらが引っ張るより先に動いてくることが多かった。
ディープキスは思ったより深くて、驚いた。清楚な見た目のわりに、口の動きが大人っぽい。唇が柔らかくて、しばらくそのままでいたくなる感覚。
そのまま乳首なめに移る。Dカップの重さと弾力は、スレンダーな体型とのギャップが気持ちいい。触れるたびに小さく声が出て、それがまた博多弁のイントネーションで「んっ…やばい」みたいな言い方をするから、こちらのテンションが上がっていく一方だった。
全身リップは丁寧だった。首筋から鎖骨、胸、腹と、ゆっくり時間をかけて唇を這わせてくる。焦らずに、じっくりと。これが意外と効いた。
フェラに移ったとき、○○ちゃんの目が上目遣いになって、こちらを見てくる。その目が、また切れ長で。「ずるいな」と思いながら、ただ受け取っていた。玉舐めも自然な流れで入ってきて、丁寧さが伝わってくる。
折り返しに差し掛かったあたりで、手マンからのクンニ。
「感度が高い」という情報は事前に見ていたけど、実際のところ、最初はそこまで激しい反応ではなかった。「あれ、そうでもないかな」と思い始めた矢先だった。
指の角度を変えた瞬間、○○ちゃんの腰が浮いた。
「ちょっ…待って、それ…」
声が変わった。さっきまでの落ち着いた声じゃなく、かすれて、切れ切れになった。
そこからは早かった。潮吹きが起きたのは、ほんの数分後。バシャっ、という音と一緒に、シーツに染みが広がった。「え、ほんとに?」と思わず声に出してしまったくらい、予想の上を行く量だった。
○○ちゃんは少し恥ずかしそうにしながらも、「ごめんなさい…」じゃなくて「もう、びっくりさせんといてください」と笑っていた。その笑い方が可愛くて、なんか得した気分になった。
素股は体の密着感が強くて、スレンダーな体型ながらしっかり存在感がある。締まりのよさは素股の段階でも伝わってきて、これはいい意味での誤算だった。
プレイを通じて、○○ちゃんは終始リアクションが豊かだった。演技っぽい感じじゃなく、体の反応として出てくる感じ。そのリアルさが、体験全体の満足度を底上げしていた。
強いて言うなら、フェラの時間が少し短かったかなという気はした。全体のバランスが悪いわけじゃないけど、もう少しじっくり楽しめたらよかったな、と。まあ、贅沢な話だけど。
終盤は少しまったりした時間もあって、○○ちゃんがぼそっと「今日、鶯谷はじめてなんですよー」と言っていた。それがまた、なんか良かった。
ドアが閉まるまで
お見送りのとき、○○ちゃんは「また来てくださいねー」と言った。社交辞令なのはわかってる。でも、博多弁の語尾と笑顔のせいで、少し本気に聞こえてしまった。
ドアが閉まって、廊下をひとりで歩きながら思った。疲れてたはずなのに、足取りが軽い。
鶯谷の夜は、悪くなかった。
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