148センチ。数字だけ並べると、腕の中にすっぽり収まってしまいそうな小ささだ。35歳、Dカップ、ウエスト58。熟女店の看板の下に置かれていても、年齢の響きより先に、その華奢な輪郭のほうが目に残る。店側は小柄でスレンダーな体つきと、形のいい胸、脚のきれいさを持ち味に挙げている。
写真は、本人に追いついていない。確認できる一件では、写真の項目だけが満点に届かなかった。ただしそれは写りが盛られているからではなく逆で、ホームページの画像よりも実物のほうがずっと可愛らしく、体の線もきれいだったという理由による。写真を見て迷っているなら、その迷いは少し割り引いていい。
夏の盛り、汗ばんだ肌のまま始まる。熱のこもったキスから、そのままベッドへ流れ込んでいく。どこに触れても芝居ではない反応が返ってきて、指にも舌にも驚くほど素直に濡れていく。ひとつの記録にすぎないが、その一件の中身は具体的で、熱がはっきり伝わってくる。店側も乳首が敏感で潮を吹きやすい体質だと書き、差し入れには水を、と冗談めかしている。電マやおもちゃにはまだ慣れておらず興味がある段階だという。アナルは100分以上のコースから。どれも店の言葉で、客側から確かめられたものはまだない。
人柄については、正直よく見えない。プロフィールには明るい、人懐っこい、癒し系と並び、店は恋人のように濃くじゃれ合うタイプだと書く。けれど会話の温度や、部屋に入ってからの距離の詰め方までは、手元の一件からは読み取れない。
気をつけたいのは、とにかく予約が取りにくいことだ。出勤が前日になって決まり、その直後に偶然枠が取れた、という幸運な例が一件ある。9月に入っても、枠が埋まって会えないという状況が続いている。狙うなら出勤表をこまめに開き、空いた瞬間を逃さないことになる。記録の評価は満点が並ぶが、それも8月末の一件ぶんの重さしかない点は覚えておきたい。
小柄な体と、嘘のない反応。キスから始まる濃い時間を求める人には、たぶん刺さる。静かな会話で過ごしたい人や、確実に日時を押さえたい人には向かないかもしれない。汗の匂いが残る夏の終わりのように、会えたら会えたで、少しだけ忘れがたい記憶になりそうな人だ。