同志諸君、先に白状しておくのだ。山中かなえさんは、ぽちゃ枠ではない。158cmで84(C)・56・88。ウエスト56の数字を見た瞬間、むちむち度の計測器は針ひとつ動かなかったのである。体型タグは「貧乳」「熟女」で、48歳の大人の女性。さいたま市のデリヘル「MADAM マダム」に在籍している。お腹や太もものもちもち指数を求めて来た同志は、ここで引き返してもかまわない。
それでも筆を置かなかった理由はお尻である。ヒップ88でウエストとの差は32cm。店側の説明も尻を推していて、特徴欄には美尻・美脚・美乳が並ぶ。胸はタグが「貧乳」、特徴が「美乳」と両方付いており、大きさではなく形で見せるタイプと読むのが自然であろう。ただし、肌の柔らかさや手触り、写真と実物の差がどうなのかは確かめようがない。写真の項目に満点を付けた例が1件あるだけで、どこがどう一致していたかの具体は無いのだ。触感を語れないのは専門家として悔しいが、無いものは書けないのである。
プレイについて分かっているのは、2026年8月の1件だけ。70分コースで、しかも同じ客が3回目に入ったときのものだ。キスで一気にスイッチが入り、舌の動きがとにかく巧みで、発射の瞬間が分からないほど気持ちよさが続いたという中身である。そのあと2回目をお願いされても、一生懸命に応じていた。本人も得意なのは口だと答えていて、ここは話が合っている。やばい…口の技に振り切った熟女…これは……いや、落ち着くのだ。1件である。
性格は、本人の申告がおっとり。プロフィールには明るい・甘えん坊・恥ずかしがり屋・人懐っこい・しっかり者と、方向の違うものまでまとめて並んでいるので、そこは話半分に見ておきたい。実際の様子として分かるのは、出迎えで笑顔を見せていたこと、相手をよく褒めること、3回目でも昔なじみのように落ち着いて話せる空気があること。ぐいぐい盛り上げるより、自然体で和ませるほうであろう。前職は事務、趣味はドライブ。店の受付も親切だったと同じ1件に残っている。
注意点を並べておくのだ。まず根拠の薄さ。評価は全項目満点だが、通い続けている1人分しかなく、初対面での印象や相性が合わなかった場合の様子はまだ見えない。次にタバコ。電子タバコを吸うと本人が答えているので、匂いが苦手なら事前に店へ確認しておくべきである。そして言うまでもなく、むちむちを期待すると肩透かしになる。
向いているのは、細身の熟女にキスと口でじっくり尽くされたい人、気に入った子に何度も通いたい人。ぽちゃ好きの同志には、正直なところ専門外である。……が、尻に反応する同志なら、ウエスト56・ヒップ88という数字だけは頭の片隅に置いておいて損はないのだ。