上野のパンドラは、店みずから「オナクラ」を名乗るデリバリーの店である。そこに籍を置くやえは二十三歳、身長157センチ、D87・W56・H89という数字が並ぶ。細く締まった腰に対して胸と腰には程よい丸みがあり、数字の上では華奢一辺倒ではない均整が読み取れる。
店側の説明では、業界未経験の現役OLで、大きな瞳を持つスレンダーな癒し系だという。言葉遣いや気配りの丁寧さにも力点が置かれている。ただし、これはあくまで店の言葉である。入店時期が記されていないため、「未経験」がいつの時点の話なのかは分からない。写真と実物にどれほど差があるかも、確かめる手立てが見当たらなかった。
客側の記述として残っているのは五件。いずれも店が選んで掲載したもので、日付もなく、すべて満点で揃っている。割り引いて読むべきであろう。それでも浮かび上がる像は一貫している。扉が開いた瞬間の愛らしさ、よく笑うこと、少しばかり恥じらうこと、そして話しやすいこと。月明かりのように控えめでいて、確かに場を和ませる女性と言えよう。
一方で、会話が弾みすぎて本来の時間が押した例が一件ある。残りの時間できちんと仕上げたとされてはいるが、語らいに身を委ねれば遊びの時間はそれだけ削られる。短いコースを選ぶ紳士は、その点を心に留めておきたい。
遊びの軸は、看板どおり手による奉仕であり、触れ合いの範囲は有料のオプションで一段ずつ広げていく仕組みである。一覧には、ハグや服の上からのタッチが五百円、乳首舐めや足コキが二千円、身に着けた下着を用いた手技が持ち帰り込みで三千円といった細やかな値付けが並ぶ。ただ、この一覧が彼女個人のものか店共通のものかは判然とせず、彼女がどこまで応じ、どのような攻め方や受け方をするのかは分からない。体調によってはその日に限り不可となる項目もあるというから、望みがあれば予約の際に店へ確かめるのが賢明である。
清らかな佇まいと会話の温度をゆっくり味わいたい向きには、相性の良い女性であろう。反対に、濃密な触れ合いを前提に考える人や、遊びの具体像を事前に固めておきたい人には、手がかりが乏しいと言わざるを得ない。