同志諸君、最初に正直に言っておくのである。この子はむちむち枠ではない。身長155cmにウエスト56、ヒップ83という数字は、完全に細身の側なのだ。もちもち指数を測る以前の話で、太ももやお腹の柔らかさが分かる記述もひとつもない。ぽちゃを求めて来た同志は、ここで引き返すのが正しい判断である。
体型の情報も少し噛み合っていない。数字はCカップの84なのに、タグには「貧乳」と「美乳」が同時に付いている。小柄・若いというタグは数字どおりである。写真の点数はすべて満点で、実物とのずれに触れた記録は見当たらない。ただ、その満点の出どころには偏りがある(後で書く)。
性格の面は、客側の記録がいちばん厚いところである。部屋へ向かう階段で笑顔で待っていてくれる、顔を合わせるとすぐハグとキスがある、推しのアイドルや旅行・ライブの話で盛り上がる、冗談を言い合える、そばにいると落ち着く。こうした具体的な場面が、日付をまたいで何度も出てくるのだ。言いにくい話を打ち明けてくれた、という記録まである。会話で距離を縮めていく、恋人寄りの接し方と見てよさそうである。前日に決まった時間からほとんど遅れない、という点も書かれている。
一方で、プレイの中身はほとんど分からない。客側の記録は「興奮した」「幸せだった」で止まっていて、何をどこまでしてくれるのかが書かれていないのだ。店側の説明では、未経験で入ってきて、敏感で恥ずかしがり屋。プロフィールには耳が弱い、キスをたくさんしたいとある。ただし、どれも店と本人の申告であって、裏づけはない。
ここからは注意点である。記録は6件あり、全項目が満点だ。しかし文体や中身から見ると、書いているのは通い詰めている常連2人ほどらしい。お土産を渡す、記念日を決める、といった関係性の話が中心で、初めての客にどう接するのかは分からない。やばい…満点が6つ並ぶと、かえって割り引いて読みたくなるのだ。しかも枠はすぐ埋まり、60分を取るだけでも苦労している様子が何度も出てくる。話もプレイもじっくりやるには60分では足りない、と感じている記録もある。
向いているのは、小柄で若い子と会話しながらいちゃつきたい人である。受付ではほとんど待たないこと、待合室やトイレがきれいなこと、スタッフの対応が丁寧なことも複数の記録で重なっている。むちむちを求める同志には、はっきり向かない子なのだ。